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金曜の市場 18/1/2008
胃が痛いと思われ。(笑)
先週と先々週の寒波のおかげで
家の中が寒かったからね、
なんか暖をとらねばと、
むちゃ喰いをしたせいらしい。
起きたら胃が痛いー。
漢方の胃薬も切れたし、
治すということにおいては西洋医学の薬は好かん。
起き抜けに毎朝ハーブ酒をコップに少々飲むのだが、
これがまたけっこう胃がすっきりする。

他人が調子が悪かったり病気だったりすると
それこれがいいだのあれがいいだの思いつくのに
自分のときはまったく絶望的なまでに
どうしていいのか思いつかない。
ふしぎやねー。

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と、そんなことはどーでもよくって(いやちっともよくないけどサ)、
シュークに並んだくだものをみていると
なんやらこう、季節感に欠けているような。
柿といちごとマンゴがイッショに並ぶって、
なんか「おっ?」みたいな。

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といっても
今週は樹々の新年、トゥビシュヴァットもあり、
スターフルーツなんぞはこの時季のくだものか〜。
甘くて好みの味なんだけど、
皮をむかないくだもの怖し、エルサレム。

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(なんで今回は写真にロゴがはいってないかって?めんだうだったから。笑)

このピンク色のニシンのマリネも当たり外れが多い。
いちばん美味しかったのはNYのスーパーで売っていたものと、
エイラットのホテルで食べたもの。
まずいものは生臭い、小骨多い、まずい(笑)。
おいしいものは、とろーり、小骨なし、美味!

からすみも一度買ったら二年ぐらい冷蔵庫にあったね(笑)。
食べ過ぎると胃にくるんだすよ、これも。

七草粥はとっくに過ぎたけど、
しばらくはお米を炊こう。

昨日と今日、ベッドから出ずに読んだ本、「ドナウの旅人」
おもしろかったといえばおもしろかったけど、長すぎ・・・。
この小説のメイキング版の「異国の窓から」
テルテルのキャラクターがヒジョーにおもしろかった。
小説よりも、彼のエッセイを少し読んでみたいなと思った。
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by ck-photo | 2008-01-20 08:42 | 何気ない日々
Kurkku
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Kurkkuのすてきなウェブはこちら
いろいろなworkshopやcafeもあってとても良さそうな空間ですが、
この本屋さんも今月いっぱいでなくなってしまうそうです。

最近、日本ではよく本屋さんがなくなっているそうで、寂しいかぎりです。
いくらネット時代とはいえ、ネットと本とはまったく異なる文化。
知識はネットでは得られないもののほうがはるかに多い。
本は想像をかりたててくれたり、意識を高めてくれる世界がある。

本というもののすばらしさを伝えてゆく文化を残して欲しい。
エルサレムにいてよく思うことの一つにも、
イスラエルの人も宗教的な人たち(まあ彼らの場合は本といっても学術書なのだが)は別として、あまり本を読まない。
残念ながら本が一冊もないふつうの家もたくさん知っている。
本屋も街なかやモールにもあるが、
一冊が高いから、なかなか買う気にならないのは残念で仕方ないのであーる。

ちなみにKurkkuには「クロアチアの碧い海」も置いてあるそうなので、よろしかったら東京近辺の方々、渋谷の神宮前までちょいと足を延ばしてみてくださいませ。(←この部分は広告でした。笑)
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by ck-photo | 2008-01-16 05:40 | 混沌の文化
本作り、その2冊目。
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さて、2冊目ができました。産業編集センターさんの「私のとっておき」シリーズの一冊として、9月26日より全国の書店にて発売されました。「クロアチアの碧い海」というクロアチアのビジュアル・ブックなのですが、先日手元に届いた完成版を手にして、おおーっ。表紙を見ていただいてもわかるように色合いもクリアで美しいし、へー、クロアチアってこんなところなんやー、と親しみやすいフォト・レイアウト。ぜひぜひ本屋さんで探してみてくださいー(在庫多し、ジュンク堂のウェブでの購入はこちら)。

さて、本日の本題。本を作るということのむずかしさ。

前作のロスト・ラゲッジもそうだったのですが、いやいや、本を作るというのはむずかしいものです。昨日、実家の母と電話でちょいと話しをしたのですが、既に学術書を何冊か出している父ですら、いまだに出版に関しては頭を抱えることが多いらしい。彼とわたしの本のタイプはまったくちがうとはいえ、しかし当然、たいていの本はその著者の名で出るわけで、著者一人で作ったようにすら思われがちですが、書き手、編集、デザイン、まず最低でもこの3人の方向性が同じでなければ車はうまく進まない。編集者さんとの折り合いは当然、装丁など感覚的なことなど、今回のような写真メインの本というのは、文だけの本よりももうひとつムズカシイ。あらためて、本作りの基本はチームワークだなあ、人と人、なんですよね。

さて、個人的備忘録。今回の本作りを振り返って。まずは、前作のロスト・ラゲッジが中々うまくまとまらず、押しに押して、ようやく終えたのがもう去年の9月のオワリほどだったように思うが、クロアチア本の締め切りが12月(その途中に他のシゴトも入っていた)。おかげでロスト・ラゲッジからのアタマの切り替えが非常にむずかしく、というか、そもそも「ビジュアル・ブックってなんだ・・・?」という所からの出発だったので、編集者さんから連絡をいただいてから本の雰囲気を掴むまでにかなり時間がかかってしまった。そして、それプラス、現地の本を他の国で書くということのむずかしさ。

それから、実際にその本を手に取るまで、その本の本当の姿がわからない。コンピュータ上でPDFファイルなどで何度も見ていても、実際に印刷されて紙の本になったものとはまったくの別物。日本にいればもっと細かなやり取りやコミュニケーションも簡単なのでしょうが、エルサレムまでの郵送となると国際便でも一週間はかかるし、電話も高い。メールなど便利な道具を使っても、エルサレム—東京の距離は短くはない。うーむ、やっぱりどこでもドアが必要ですな。

とりあえずそんなところでしょうか。さあてと、これらをふまえて次に進みませう。


◇すてきな本がたくさん「私のとっておき」シリーズはこちらでも購入できます。
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by ck-photo | 2007-09-28 02:32 | 何気ない日々
ひとつの歴史的瞬間だったんだよねえ
2005年にイスラエルがガザ撤退した時だった。

ガザに住んでいたユダヤ人たちは自国の軍隊に追い出され、今でも住居もなく職もなく、いわゆる難民化して流浪している人たちがいる。あの時、よほどガザまで行ってみようかと思ったものの、テレビに映し出される泣きながら抵抗するユダヤの人々の姿に、その答えは明白だった。そういう姿に向けるカメラは私にはないなと。

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(「praying」Aug.2005 The Western Wall, Jerusalem )

そのガザ撤退の前に昔のユダヤ神殿の西の壁(嘆きの壁)で行われた、撤退を阻止する祈りの集会でのワンシーン。壁の前は祈る人々で埋め尽くされていたあの日の夕暮れ。著書「ロスト・ラゲッジ」の表紙のイラスト(ブログ右下)は実はこれがオリジナルなのですが、今考えればわざわざイラスト化するのであれば写真のままでもよかったんじゃないかと。ま、今更ですが。

今でも好きな一枚ではあるものの、でもやっぱり二年の月日は大きいモノで、いろいろとアマいね・・・。なーんって言えるほど進歩したのかは別問題ですが。わははっ。
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by ck-photo | 2007-08-08 08:15 | エルサレム・エルサレム
ほっと一息するときは
The little mark on my cheek
ぼくのほっぺのちいさなあざ
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これを聴きたくなる。

日本語版もおもしろいけど
ベストはやっぱりJapanglish / 和英混合

どこかの島へとふらり、旅に出たくなる。

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(Nevei Zedek, Tel Aviv)
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by ck-photo | 2007-08-03 00:46 | テル・アヴィヴ回想録
ロスト・ラゲッジ -エルサレムのかたすみで-
昨年12月にあわただしく出版した「ロスト・ラゲッジ」ですが、
日本図書館協会の推薦図書に選ばれたとのこと。
週刊読書人の来週号の推薦図書一覧にて掲載されるそうです。
来週にはエルサレムのホロコースト博物館の図書館に一冊献本してきます。


はじめての著書で至らないところも多いにもかかわらず、
メールやコメント、各ブログでの感想や推薦など、
さまざまな形で応援してくださった方々、
本当にどうもありがとうございました。
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

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また、このご時世にインターネットもしなければ
東京のど真ん中で仕事をしながらも
携帯電話も持たない而立書房の宮永社長ー。
よい意味で思いっきりGoing my wayのなんとも個性的なおじ様ですが、
エルサレムと御茶ノ水を国際電話にて
いろいろとくだらぬたわ言にも付き合っていただき
頭が下がるばかりです。


「僕はね、
売れる本なんてものには興味がないんだぁ、ヨッ。
必ずしも、売れる=いい本、じゃあないんだぁ、ヨッ。
いい本屋(出版社)というのはね、
いかにして価値ある本を長~っく、世に送り出し続けること、な、の、!
なっ?そだろッ?なっ、ニヒヒッ」


彼のこの一言は多くのことにおいての本質だろうと。
そして「書く(または表現する)」ということにおいても、
きっとずっと忘れないでしょう。
心から、ありがとうございました。


そして遠い日本でいつもバックアップをしてくれる父と母、
彼らへの感謝は言葉で表現できる範囲を超えてしまいました。
今年は夏までに一度お二人にお会いできればと思っています。


A generation goes and generation comes, but the earth endures forever.
The sun rises and the sun sets - then it charges to its place, where it rises again.
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by ck-photo | 2007-02-08 22:58 | エルサレム・エルサレム
ずっこけ版、ロスト・ラゲッジ
さて、お知らせです。

2006年の今年は、人生を本当の意味で出発してから10年目にあたりました。まだ京都の真如堂のそばに住んでいた1996年、生と死、人生、自己について、すべてを白紙に戻してはじめなくてはならない重要な年でした。インド仏教のヴィパサナとよばれる、見ざる聞かざる言わざる、読まず書かず、ただひたすら自己と向き合っての瞑想を二週間、誰とも一言も話さずに山に篭って行ったのもその年の11月の終わり。それからの10年への区切りということもあり、これまでのエルサレムでの人生とこれからどこに行くのか。いろいろな意味で大きな節目の年だったように思っています。

e0009669_23471834.jpgそして流れ流れて漂着したエルサレムで、葉っぱの坑夫のプロデューサーの大黒和恵さんに背中を押していただき書き始めた「ロスト・ラゲッジ」。今回、それをなんとか12月8日に出版するに至りました。イスラエルにかかわった17年、ホロコースト、そしてインティファーダのエルサレムの日々から逃亡したNYのユダヤの街ボーロパークでの出会いと日常。そしてユニバーサルな問題になりつつあるアイデンティティーについてなども交えながら、ショートエッセイ風にとりとめなく綴ってあります。

「ロスト・ラゲッジ   エルサレムのかたすみで」
著:大桑千花

定価:1,575 円(税込)
出版社:而立書房
JAN/ISBNコード:4880593362

全国の書店、また、インターネットではAmazonその他のウェブでも購入できます。

と、まじめな話は置いといて、で、ずっこけたそのワケとは。
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by ck-photo | 2006-12-13 00:11 | おしらせ
本のゆくすえ
本日の一枚。

うちの近所で見かけた光景。
オーソドックス・ユダヤのおじいちゃんとおばあちゃん。
スーツケースをもってどこへ行くのでしょう。
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おじいちゃんの隣には、大きなごみのタンクというのか、なんというか。
どこかの家でも直しているのかな、廃材が入れてありました。
エルサレムではこういう大きなごみタンクが、
ででーんっと路上で居座っていることが多いですね。

そして左手前の、鬼太郎の小屋のようなものですが、これも一種のごみ箱。
本専用の箱で、いらなくなった、または古くなったユダヤの宗教に関する書物はこちらに。

ヘブライ語で書かれたユダヤの宗教に関する書物には、
神の名や、ユダヤの宗教での聖なることがらが書かれているので、
むやみに捨てたり破いたり、燃やしてはいけないことになっています。
マドンナや他の芸能人(?)が学んでいるらしい、カバラと呼ばれるユダヤの神秘主義では、
ヘブライ語の文字を重ねたり破いたりすることによって、
その文字の持つ意味が変わってしまうと言われています。


そこで、黒ひげも(正統派ユダヤ)の各コミュニティーには、
こういった本の箱を起き、そこに集められた書物は専用の場所で丁寧に処分されます。


たかが本一冊、と思うかもしれませんが、ところ変われば品変わる。
彼らには、されど本一冊、なのでしょう。

これとは理由がちがうと思いますが、
わたしも子供のころから、本を大切にするようにと両親に教わりましたが、
今の時代はどうなのでしょう。


追記:書き忘れていましたが、本だけではなくてヘブライ語で書かれたチラシや印刷物も多いですね。これを書いた後で、正統派の街の一角でちょうど箱を開けているところを見ました。たくさんの印刷物を袋に詰めて、どこかに持っていくところだったようです。
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by ck-photo | 2006-10-01 11:49 | ユダヤ雑学
「ぼくのほっぺのちいさなあざ」
お知らせ続きですが、もうひとつお知らせ、です。

ウェブプレス「葉っぱの坑夫」の新しい本ができました。


ぼくのほっぺのちいさなあざ/The little mark on my cheek




テキスト:だいこくかずえ&アレクシス・ジョーンズ
写真&アートワーク:アリ・マルコポロス
デザイン:宮川隆

「ほっぺにあざのある「ぼく」と「おじいちゃん」が、南の国へ旅に出る。そこには同じようにほっぺにあざのある人たちが暮らしていた。この旅をつうじて「ぼく」は考える。世界とはどんなところなのか。アリ・マルコポロスの写真がカラーで、モノクロームで、それに応える。和英混合のテキストと写真は身を寄せあうことなく進んでいく。読むひとが心の中にそれぞれの異郷をみつける瞬間が来るまでは。子どもとおとなのための、ロードムービー風写真絵本。」

価格:1800円+税
じゃばら製本、B6判(横位置)、64頁、オフセット印刷
クリアケース、またはクラフトボール紙ケース入り(画像)
*ケースの希望のある場合は注文の際、お書きください。
言語:日本語英語(Japanglish)
ISBN: 4-901274-08-2 C0772



ウェブで聴けるオーディオ版もあります。
なかなかおもしろいので興味のある方は、どうぞ聴いてみてください。
日本語版」と「Japanglish / 和英混合」を比べてみるととてもおもしろい。
なんだかショートムービーを見ている気分。
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by ck-photo | 2006-09-08 05:21 | 混沌の文化
「私小説 from left to right」
先週にご意見をたくさんいただいたアンケート「縦書き?横書き?」ですが、
予想にかなり反して「縦派」が圧倒的だということが非常におもしろかったです。
たくさんのご意見、どうもありがとうございました。

私個人としては、コンピュータや外国の本などですっかり横に慣れてしまったので、最近の日本語の本でも横でもほとんど違和感はありません。と言いつつも、日本文学と呼べるようなもの、たとえば漱石やら宮尾登美子を横組みのハードカバーで読んだらどうなるか、まあ、それはそれでまたおもしろいかも。「我輩は猫である」や森鴎外の「舞姫」あたりは、横組みの雰囲気もあるような気もしますし。

カズオ・イシグロというイギリスの作家がいますが、彼の書く英語の文章がとても情緒的で好きでした。英語なのに日本の心があると言うか、そんな雰囲気。「日の名残り」など、映画もよかった。それで、これは一度日本語でも読んでみたいと思って訳本を買ってみましたが、おもしろいことに、訳された日本語には彼の言葉の美しさが表現されていなくて、とてもがっかりしたことがあります。

もうひとつ、おもしろいなあと思ったのは、リービ英雄という米国の作家の文章。彼の書く日本語なのですが、ちょっとした表現が「ああ、英語の感覚、英語の考え方が日本語に変換された表現だなあ」と思うことがよくあります。日本語で書きつつも、その底で考えているのはやはり英語なんだなあと思えました。これは私にもよくあります(といっても、はるかにおぼつかない日本語ですが)。
まあ、本とは、文章とは、文学とは、おもしろいものですね。


と、話がちょっとずれてきましたが、横組みでも、それを忘れてしまうほどおもしろい小説があるそうです。

私小説 from left to right

460ページと長いですが。
(残念ながら私はまだ読んでいませんが、読んでみたいと思っています。)

レヴュー:「美苗」は12歳で渡米し滞在20年目を迎えた大学院生。アメリカにとけこめず、漱石や一葉など日本近代文学を読み耽りつ育ったが、現代の日本にも違和感を覚え帰国を躊躇い続けてきた。Toreturn or not to return.雪のある日、ニューヨークの片隅で生きる彫刻家の姉と、英語・日本語まじりの長電話が始まる。異国に生きる姉妹の孤独を浮き彫りにする、本邦初の横書きbilingual長編小説。野間文芸新人賞受賞。


と、本についての話でした。
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by ck-photo | 2006-08-01 16:29 | 日曜の哲学カフェ