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シリアのクッキングブック

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シリアのアレッポのユダヤ料理の本。
いやー、ちょい高かったけど買っちゃいました。
レイアウトがとても美しい。
ところどころ散りばめられた
古いセピア色の写真もノスタルジック。

やっぱり本はいいね。
こういう一冊を作ってみたいなあ。

Aromas of Aleppo

あら、なんだ、わざわざメア・シェアリムの本屋で買わなくても
Amazonでも買えたのか・・・。

ちなみにシリア系ユダヤといえば、根っからの商人肌。
イメージ的にはアメリカ映画なんぞに登場するカーセールスマン。
パンパンパンッと調子よく商談をまとめる。
日本で言えば・・・うーむ、神戸の商人たちともちがうし、
ましてや江戸っ子ではまったくない。
浪速ともちょっとちがうような、でもそれにいちばんちかいような。


ブルックリンにもシリア系ユダヤの大きなコミュニティーはあるが
エルサレムにもシュークの近くにこのアレッポのシナゴーグがある。


追記。
あ、そうそう、関係ないですが、
じょーじ君が今アメリカからこちらを訪問してるんですね。
今日のエルサレム、通りには星条旗がパタパタ・・・。
これじゃすぐじょーじ君がどこ通るかわかっちゃうわけですね。
それとも来る寸前に別の道に変更するとか。
あ、じゃ、これ、なにも起きないようにとのカモフラージュか?(笑)
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by ck-photo | 2008-01-09 01:59 | 中東の食卓+α
あれこれ
この旧市街での一枚、載っちゃいました、表紙に。



ぬわ〜んちゃって。
ちょっとyodaさんのところでみつけたこれで遊んでみただけよ〜ん(爆)。


マハネ・イェフダ・シューク(市場)のそば、ウズベキスタンのブハラのパン屋。
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ブハラには大きなユダヤコミュニティーがあり、世界中のユダヤ人たちの寄り集めエルサレムにもたくさんのブハラ系ユダヤ人がいる。

ブハラのパンはちょっと固めに焼き上げられ、塩味がきいて美味しい。おや?菓子パンがあるね?林檎の菓子パンを買ってみた。ふーん、ふつうにふつうの林檎入り菓子パン(笑)。わははっ、くーたんとぷーたんは気に入ったらしい。

そんでもって、最近のマイブームはこれ。シナモンティー。といっても紅茶は入ってない。シュークで買ってきたシナモンスティック2本と大きめに切った生姜、水をラーメンサイズのお鍋にいれて、ことことと煮出したもの。シナモンの甘みと生姜のピリリ感がグー。夏なら冷やしておいたら冷やしあめみたいでリフレッシュ。

ついでにこっちもアップ。
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むかしからシュークにあるいわゆる定食屋というか食堂。それこそむかしは安かったのだが、今ではすっかりイスラエル国内で有名になり、値段が上がってしまった。おかげでわたしの足も遠のいたのだが、久しぶりに寄ってみた。
サラダ軍勢は、マンゴチャツネ(みたいなもの。ピリ辛、酸っぱい)、キャロット、キャベツ、フェネル、トマト&オニオン。ま、コレ、一般的な食堂の前菜。

頼んだのは、定番のイェルシャルミ・グリル(エルサレム・グリル)。チキンと鶏の心臓、レバー、タマネギを、まさにお好み焼き屋の鉄板の上でジャッジャッ!

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お味のほうは・・・
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ピタをちぎって、サラダとグリルを押し込めて、マンゴソースをかけて、

うーん、むかし食べたときのあの「うわーっ!おいっしい!」なんて感動はやっぱりないなあ。って、期待し過ぎか(笑)。
とかなんとかいいながら、家ではつくってたりしますが。


そんでもって本日のハイライト。
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えーっとですね。日本でも売ってるそうですが、このガミラ・シークレットという手作り(らしい)石けん。なんでもイスラエル北部のアラブのおばさまが作っているこの石けん、エルサレムでも売ってます。が、まずは検索をかけてみたら、ドン!

あーっ、びっくりした。3000円以上してますがな。いくら手作りとはいえ、たかだか石けん一個にありえないようなバカげた日本の値段ですが、エルサレムでそーーーんっな値段なわけがない。でもいくらかは秘密にしておきましょー(イヒヒッ)。
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by ck-photo | 2008-01-08 04:20 | 中東の食卓+α
アフリカの熱い風が吹いた日。カフェ・アロマ。
とても暑い一日でした・・・。それなのに、クーラーのガンガンに効いたオフィスでの仕事を早めに切り上げ、エルサレムへとご帰還。そして厳しいセキュリティーチェックを通り抜け・・・(ウソ。ガードさん、やる気ある?)
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やって来たのはここ。
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旧市街の壁が見えるエルサレムの一等地に先日オープンしたショッピングストリートのカフェ・アロマ。たくさんの支店があってまるでイスラエルのスターバックス。ちなみにスターバックスは、あっという間、オープンから一年ほどであえなくイスラエル撤退へと。くわしい理由は知らないけど、誰に聞いても高いだけでどうもいまいちアカンかったらしい。で、話戻って、クーラーが爽やかなカフェ・アロマ。はー、極楽極楽。
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イスラエリー(イスラエル人)はサラダ星人。とにかく、カフェやレストランでワッシワッシとサラダを食べる。せっかくだから、ブレック・ファースト(サラダと卵2つをお好みでアレンジ。チーズにドリンク)を注文。ブレック・ファーストと言いつつも、日中ずーっとあるので、素直にサラダセットとか呼べばいいのに。
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このチーズが美味しい!ヤギのチーズじゃないかと思いつつ、ちょっと自信なし。イスラエルのチーズはこういった白いチーズが主流で、いわゆる普通のチーズはイエローチーズと言う。
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普段はオニオン&マッシュルーム・オムレツをオーダーするけど、今回は珍しく目玉焼き。ヘブライ語でもベツァ(卵)・アイン(目)というからおもしろい。
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おなかもいっぱいになったところで、熱風のテラスに出れば、目の前は旧市街の壁。だからどうしたという訳でもなく、でもやっぱりなんかスペシャルな気がする。そして・・・
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こちら側には、エルサレムでも超高級マンションが並ぶアメリカーンな街。ごくごく普通に生活している地道な一般庶民にはまったくの別世界。ここのオーナーたちのほとんどが桁外れな大金持ちのアメリカン・ユダヤ(例えば飛行機を売っている人とか、有名製薬会社の御偉いさんとか)で、夏休みやユダヤの祭りにエルサレムで過ごすために別荘として購入しているケースが大多数。おかげで、ちょっと映画のセットのような、人の気配と現実味のないがらーんとした雰囲気。背後にそびえるは、世界各国からの大統領や首相などが宿泊するキング・ディヴィッド・ホテル。一泊一番安い部屋で450ドルほど。一度だけ母と泊まったことがありますが(おそらく人生最初で最後。笑)、うーん、ええね、やっぱり。
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今日はハムシムというアフリカから吹いてくる熱風でエルサレムはサウナ状態。40度ぐらいあったんじゃないかなあと思われる。まあ、砂嵐にはならなかったのが幸い。その暑い中、欧州人の連れは熱いカプチーノ。ご苦労様です。(笑)
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そしてわたしは、イスラエルの夏と言えば、アイスコーヒー!といっても、日本の喫茶店とかにある「レーコー(関西ではこう呼ぶけどアイスコーヒのことね)」とはちょっとちがい、まさにコーヒー牛乳のプラッペ。あまーくてシャリシャリ。最初はこの甘さがダメでしたが、慣れると美味しいね。(上の方が赤く見えるのは、ふたが赤いから)

ということで、またまたお仕事です。
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by ck-photo | 2007-06-11 06:49 | 中東の食卓+α
マツァのサンドイッチ、ココナッツクッキー、いちご
過ぎ越しの祭りで食べるマツァを使ったサンドイッチ。
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素焼きのマツァだけを食べると便秘になるので、レタスなどのサラダ菜と一緒に。
手前から手作りさくらんぼのジャム、真ん中は玉子焼き、奥がホムス。
これにサラダ菜を乗せて、その上からもう一枚マツァをかぶせていただきまーす。
が、マツァはバリンバリンで食べにくいので、わたしは2枚で挟まずにこのままサラダ菜を乗せて。
ペサハの晩にはセデルと呼ばれる夕食会のようなものが行われるのですが、
そのときには、西洋わさびとハロセットと呼ばれる甘いペーストをつけて
サラダ菜とサンドイッチにして食べます。この甘辛がなんともグー。

ちなみに、セファラディー系のユダヤの人たちはペサハの間はホムスも食べないので、
こういう食べ方はしないでしょうな。

さて、久しぶりにマハネ・イェフダ市場探索でも。
またしてもいちごの登場。
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先日は1キロ8シェケルだったのが、
昨日は2キロで10シェケルでした。当然買いましたよー。
マハネ・イェフダ市場ではこうやってザザーッと掬って。
ジャムにでもしようかとお砂糖をかけておいたのに、ちょっと摘んでみたら甘くておいしかったのでそのままペロリ。粒がふぞろいなので裏の畑で獲れたよーってな感じ。

店先のマツァ。箱積みですな。
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蜂蜜と練りゴマでできた甘いお菓子ハルヴァ。
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ユダヤのお菓子というよりも、中東アラブのお菓子。たまに食べるとおいしいけれど、
カロリーむっちゃ高し。

一つつまんでみますかねー。
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ペサハ用のうそつきクッキー。小麦を使わずに、原料がココナッツだったりします。
おかげで舌触りがザラザラ。個人的には却下。
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こちらも同じくペサハ用のクッキーなので、見た目はおいしそうだけど、味はどうかなあ。
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西洋わさび。ペサハの時期にはこうしてフレッシュなものが出回ります。
スーパーなどでは一年を通して瓶詰めのものあり。
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by ck-photo | 2007-04-05 20:55 | 中東の食卓+α
マツァボールのスープ

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久しぶりにこんなものを作ってみました。
エルサレムに住み始めたころは
中東やユダヤ料理がおもしろくて
いろいろと作ってみたものですが
最近はとんと作らなくなってしまった。

今夜からペサハ(過ぎ越しの祭り)ということもあり、
たまにはマツァボールのスープもいいかな。

~ More ~
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by ck-photo | 2007-04-02 23:10 | 中東の食卓+α
うそつきカスタード
エルサレムで美味しいもの、またはおいしいお菓子を探すのはほとんど無理に近いと以前から書いているのですが、先日誕生日だったこともあってどうしてもおいしいケーキを食べたくなって困ってしまいました。

もちろんケーキ屋というか、お菓子屋さんはエルサレムにも何軒もありますが、だからといって美味しいお菓子があるわけでなく。旧市街のアラブ街へ行けば、激甘シロップに浸かったバクラワなどはあっても、日持ちもしない生クリームのケーキなどは皆無。というか、ケーキ自体を見たことすらないような気がする。そして新市街のユダヤのケーキ屋ではこれまた激甘なチョコレートケーキや、どうしたらこうも美味しくないのか疑問なチーズケーキなどはあっても、日本なら普通にある生クリームにイチゴのお誕生日ケーキはまだ見ぬ遠い国のお菓子。

友人のシギーに「売ってないよね?!ねっ?こういうケーキ!」と言ってみるものの、どんなケーキを言っているのがわかってもらえない。だって、生粋のエルサレムっ子の彼女はそんなケーキをこれまでに見たことがないんだもん。しかし、イスラエルのユダヤ家庭では生クリームとスポンジのケーキをまったく作らないわけでもないらしく、あるにはあるけど、かといってそこに果物を入れるつもりはないらしい。・・・なんでやねん。

エルサレムの目抜き通りのキング・ジョージ通りにおっフランスからの移民のケーキ屋がある。ショーケースに並ぶケーキの数々は見るからにさすがおっフランスで、美味しそうなことこの上なし。が、おフランス系であってもやはりここはエルサレム。何が美味しくないって、カスタードがカスタードしていない。なんというか、こう、ぼてっ!もごもご、というか、失敗したカスタードなのね、うそつきー!という感じで、決して滑らかなクリームではない。しかも、ケーキ屋ではユダヤの食品規定カシェルの関係で、バターやミルク、クリームなどの乳製品をまったく使わないものが多いことも美味しいお菓子がない理由のひとつなんだろうと。そして、現在のイスラエルは基本的には世界中からのユダヤ移民の集まりの建国60年足らずの国だと思うので、国独自の昔からの伝統的な文化というか、そういう感覚が希薄。なのでお菓子ひとつにしても宗教的なお祭りで食べるお菓子を除いてはその文化にかなり乏しい。

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とかなんとか散々文句を言いながらも、こういう↑ケーキですら久しぶりだったので、結局は丸々ひとつぺろりと食べちゃったのである。カスタードの部分はさておき、イチゴと下のタルトの部分はサクサクと美味しかった。ちなみにカフェなどで小さなチョコレートケーキなどを注文すると25シェケル(ファラフェル&ピタパンで10シェケル)ほどもするのが、このおっフランスのイチゴタルトは15シェケル。これが良心的かつ妥当な値段というものですな。
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by ck-photo | 2007-03-29 09:23 | 中東の食卓+α
Have a break
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必ずと言っていいほどイスラエルの家庭やカフェで見かけるガラスのコップ。
コップだけではなくガラスのお皿を使う家庭も多く、
はじめの頃はシンプルかつお洒落でなのかなあと思っていた。

ある時ふと気がついた。

取り立てて宗教的でもないユダヤの家庭でも
肉類と乳製品を一緒に調理しない、食べない、という
カシェル(ユダヤの法に則った食品規定)を守る家庭は多い。
なべなどの調理器具はもちろんのこと、
お皿やコップ、フォークなども乳製品用、肉類用と分かれ、
ママさんは大変。

しかし、陶器は肉汁などの水分が染み込むがガラスは染みず、
ガラスのお皿やカップを使えばあえて乳製品と肉製品用に分ける必要もなし。
それでイスラエルのユダヤ家庭ではこういったガラス物をよく使う。

なるほどね。

やはりなんとも実用的な文化だなあ。
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by ck-photo | 2007-02-19 22:20 | ユダヤ雑学
地中海の魚のから揚げとナチュラル・メディソン
さて、マクロビオティックまでは行かなくとも、体に優しい食生活をと心がけていますが、友人のマーク氏が新しくはじめかけているレストランに行ってきました。「はじめかけ」ですから、まだメインであるシャワルマ(鶏肉や七面鳥の重ね焼き。トルコあたりだとギロスですか。)をグリルするオーブンが整っていない。ということで、ほっ。

その代わりに、マーク氏が週末ハイファの家に帰ったときに釣りに行ったらしく、わざわざエルサレムまでお魚を持ってきてくれました。獲れたてだったのでオメメもキラキラ。このままおしょうゆとお酒で煮てご飯と一緒に食べたら?塩焼きにしてもいいかも?おろして押し寿司にしたらおいしそう!と、限りなく日本人的な空想が膨らんだのですが、そこはマーク氏。
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「やっぱりこれ、から揚げだねー!」

がくっ。そうきたか。

でも、やはりお水がまずいエルサレムでは煮魚は無理。昔何度か挑戦したのですが、カルキの多い水ではおしょうゆもふんわりした味にならず、関東風のような濃い色の煮付け。これはあきまへん・・・。

なので、結局マーク氏に任せて、から揚げでした。ハイファにいるマーク氏の奥方がモロッコ系なこともあって、彼も割りとモロッコ系のスパイスが好き。今回もターメリックをまぶして油で揚げました。
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久しぶりに思いっきりお魚を食べました。
ごちそうさまー。
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マーク氏 「うまいかっ?」
S君    「うん、うまいけど、ちっさいやん・・・」
マーク氏 「ちいさいからおいしいんだよ」
S君    「うん、うまいけど・・・、やっぱちっさいって!」

マーク氏と友達のS君の会話。このイラク系ユダヤのS君は、ピタパンにピラフとクッペと呼ばれるbulgur(日本語では何でしょう?)というものでできたお団子をはさんで食べるという、焼きそばパンでも無理な私には到底できない芸当の持ち主。


ちなみに、菜食で思い出したのですが、「安全な食生活のすすめ」みたいな本があります。もう10年ほども前に読んだのですが、今読んでも遅くないと思います。こちらe0009669_443183.jpgこの本。アンドリュー・ワイルという米国のアリゾナ、トゥーソンの医師の本ですが、いろいろとシリーズでも出ていて、どれか一冊読んでみるとおもしろいと思います。自然ながん治療などについての本もあります。

自宅でできるアトピーや花粉症などの治療法や食餌療法、ストレスを溜めない生活の仕方など、個人的にはこの「ナチュラル・メディソン」がとてもおもしろかった。
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by ck-photo | 2007-01-24 04:56 | 中東の食卓+α
ハヌカの街角 その①
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エルサレムのヤッフォ通りにある大きなお菓子屋さん&レストランのスフガニヤ売り場。
やっぱり何度見ても今年のスフガニヤは疲れてる。
なんだか今ひとつおいしそうじゃないなあ。

ひげものおにいさんもどれにしようかな~と真剣な後姿。
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エルサレムのお菓子屋さんやファラフェル(ひよこ豆の揚げ団子)の店など、こういうふうにセルフサービスというか、自分で好きなものを袋に詰められる店が多い。というのも、何事にも首を突っ込まなくては気のすまない国民性、自分の手で自分の選んだものを自分の持つ袋に入れたい。こんなちょっとしたことでもよーッく国民性が出てるなあと。個人的にはこれはちょっとNGかも。激甘シロップがかかっていたりするので、べたべたなところにお客の出入りでかなり埃もくっつくだろうし、しかも、マナーがないエルサレム。手でつかんだあとで気に入らなかったらしく、また戻す人も。おーい、汚いやんか。だからおなか壊すんやな。


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こちらはアップルピツァというアメリカ移民&留学生ご用達、エルサレムのリトルアメリカな店のハヌキヤ。ピツァは1スライスで10シェケル。高いなあ。

下は近所のイタリアンレストランのハヌキヤ。この窓だけ見るとNYのどこかの店の窓のような。写真左端のヘブライ語で書かれたものはカシェル認定証。カシェルを守っている人たちが入店前にどこの認定証なのかわかるように、レストランの入り口などにこうやって認定証が張られている。
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ヘブライ文字の書かれたハヌカの駒。
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で、日没にあわせて毎日ハヌキヤに火を灯すのですが、エルサレムの繁華街のど真ん中でも
大きなハヌキヤが出現。
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ハバッド派とよばれるひげもじゃ軍団(正統派ユダヤ)が主催で派手派手なユダヤ宗教ポップミュージックにあわせて毎晩点火。ハヌカ三日目の昨夜も消防車のクレーンに乗ってがんばっておりました。火を灯した後には、スフガニヤが配られ、いらなかったんだけど思わず手が・・・。ということで、またひとつ食べちゃいました。いったいハヌカが終わるまでスフガニヤを何個食べるのでしょうか・・・。

それにしても今週はかなり冷え込むエルサレムです。
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by ck-photo | 2006-12-18 21:25 | 中東の食卓+α
ハヌカがやってきた!
二日前の安息日(金曜の日没)からハヌカの祭りがはじまりました。ユダヤ暦ではたいてい12月の半ばごろにあたるので、少しは年末の行事らしいというか、街も少し華やいでワクワクするお祭り。

ハヌカの8日間の間、毎日、日没にあわせて玄関先や通りに面した窓におかれたハヌキヤとよばれるオリーブオイルのランプに火を灯していきます。各家庭ではお父さんが火を灯し、こどもたちがそばで歌を歌ったり、スフガニヤとよばれる穴の開いていないドーナツを食べます。このスフガニヤ、中には赤いジャムやキャラメルクリームが入っていますが、赤いジャムは決してイチゴジャムとはいえず、むちゃくちゃ子供だましのジャムです。が、ふつうのイチゴジャムよりもこのインチキ臭さがなんともハヌカで、けっこう好きだったりします。今年お店に出ているスフガニヤがあまりおいしくないというか、パサパサしてました。(←もう食べちゃった)


(写真は去年の使いまわしでごめん)

さてハヌカですが、もともとは紀元前2世紀のマカビヤ(ユダヤの一派)と、エルサレムを占領したギリシャの戦いにあります。ギリシャ軍はユダヤの人々をギリシャ化しようとしユダヤの行事などを禁止し、エルサレムのユダヤ神殿を奪いましたが、そこにエルサレム奪回へと戦いを挑んだのがマカビヤでした。そして、まったく勝ち目のなさそうだった彼らが奇跡的に勝利し、神殿を取り戻します。そして神殿を清め、オリーブ油で火を灯そうとしましたが、そこにはたったの一日分のオリーブ油しか残っていませんでした。新しいオリーブ油が届くまでにはまだ8日も待たねばならず、しかしその一日分のオリーブ油は奇跡的に次の8日間灯り続けたということです。

このことからハヌカでは8日間、家の前や通りに面した窓にハヌキヤをおき、人々が神が起こす奇跡を忘れないようにと、ランプの火を灯します。そして油にちなんだ食べ物を食べます。代表的な食べ物には、じゃがいものおやきのようなポテトラトケス、スフガニヤなどなど。子供たちはハヌカのお小遣いをもらったり、ヘブライ文字の書かれたコマをまわして遊びます。

ハヌカの間の日没後、家々の玄関口に灯る火が美しいエルサレムの街角です。今週中にいちど、写真を撮ってきます。お楽しみに。


ちなみにこのスフガニヤ、この同じドーナツをベルリンではベルリーナと呼びますが、アメリカのケネディー大統領が1963年にベルリンを訪れたときのスピーチはあまりにも有名。ドイツ語で「わたしはベルリン市民だ」というところ、文法を間違えて「わたしはベルリーナ(ドーナツ)だ」と、ドーナツ宣言してしまいましたね。そんなにこれが食べたかったのでしょうか。
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by ck-photo | 2006-12-17 19:49 | ユダヤの暦