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裏路地のバイオリン弾き
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マハネ・イェフダ市場のそばの路地で
エルサレムのなにげない日常での一場面
音楽と機関銃とキパ
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by ck-photo | 2006-09-03 22:03 | エルサレム・エルサレム
キパとアイデンティティ
エルサレムの目抜き通り、ヤッフォ通りにあるキパ屋さん。
(「キPa」です。なぜかしら「キBa」に見えますね。)
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実際にこんなに派手なキャラクターのキパを乗せている人を見たことはありませんが・・・。
まあ、小学生あたり向け、かもしれませんね。

店の中はもちろん、キパだけを販売。
これで商売が成り立つというのはいかにもエルサレムだなあ。
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手作り風のキパ。こんなキパは街中でもよく見かけます。
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さて、「キパってなんやねん?」について少しだけ。

もともといつごろからキパを乗せるようになったのかはわかりませんが、古の中東のメンタリティには、高い地位の男性はアタマを覆うというものがありましたし、離散したユダヤの人たちは住んでいた町の人たちと同じような帽子をかぶったりもしていました。

エルサレムにユダヤの神殿があった時代に、コーヘンと呼ばれる僧職者たちは、神に祈りをささげるときなど神殿の中ではアタマを覆っていました。そして、その僧職者以外の人々が神殿で祈るときもアタマを隠していました。

神殿崩壊後いろいろと時代を経て、その習慣が残った、と、まあ、そんなところではないかと。その後にラビたちの説明では、常に頭上に神がいることを忘れず、それに適った行いをするためにアタマを覆うというものです。

ちなみに、キパはヘブライ語のドーム、または帽子という意味。また、キパの別名でヤマカ、またはヤムルカという呼び方はイディッシュ語です。

キパにも、色々な種類がありますが、写真のようなニットのキパや、正統派(オーソドックス)の黒ひげもに多いベルベットの黒キパ、そして革の黒キパ、などなど。これは、単に好みの問題ではなく、実は政治的、または宗教的な意味合いが込められています。正統派では、黒いキパ、その中でもベルベットはかなり宗教的な人たちで政治的には右派であることが多い。また、正統派でもそこそこ伝統的、または政治的には左派の人たちでは、ブルーやベージュのニットのキパが多く、そして保守派になるとニットのキパになります。。

とまあ、道行く人々のアタマを見ても、その人がどういう政治的思想で宗教的な位置であるのかが、だいだい想像できてしまうエルサレム。
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by ck-photo | 2006-08-28 21:27 | ユダヤ雑学
くのいちアラブ美女
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どちらのスカーフ美女がお好き?

上はイスラーム式
下はユダヤ式

髪を覆う方法もちがうけど、マネキンの表情もおもしろい

イスラームのくのいちマネキンは、アラブ美女っぽくぱっちり魅力的
ユダヤのマッシュルームマネキンは、どことなく寂しそうで控えめ

東エルサレムや旧市街で見かけるイスラームの女性たちも
このマネキンのように、ぱっちり&きっちり&おしゃれにアタマから首を覆っている

街で見かけるユダヤの女性たちも下のマネキンのように、
ちょっと疲れて&おしゃれとはほど遠い

でも戒律の厳しい黒ひげも(正統派ゆだや)のメア・シェアリムの街では
アタマのスカーフをとてもおしゃれに工夫している女性も多いのがおもしろい

私の個人的趣向では、

この勝負、イスラームにあり!
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by ck-photo | 2006-08-21 21:59
ヘイッ、しばります!
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マハネ・イェフダ市場の卵屋さん。
冬でも夏でもこうして市場の路上で卵を売る。

このオニイサンの卵しばり技は職人芸。
同じ紙製の卵ケースをサッとかぶせて、紐でクルルルルッ!キュッ!

子沢山の黒ひげも(正統派ゆだや)や、その辺のごっついおじさんが
20個まとめて買ってゆく。
半分の10個でも売ってくれるけれど。

暑い夏はちょっと買いたくないなあ~・・・。
だって、30度を超える一日中、こうして外においてあるわけだしねえ。

スーパーやマコーレットと呼ばれる小さな商店でも店の入り口辺りやら奥やら、
常温に近いところになんでもないように置かれていて、
まあ、クーラーが効いていればさほど気にもならないような、なるような。

それでもやっぱり、・・・夏場はあまり食べたくないかもね。
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by ck-photo | 2006-08-18 00:56 | 混沌の文化
満月のエルサレム
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by ck-photo | 2006-08-15 04:55 | エルサレム・エルサレム
マイカーペット
おっ?
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お父様、お母様、こんなふつつかな私を育ててくれて、
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本当にどうもありがとう。幸せになります。
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と思ったら、ご丁寧にカーペットをひいて、自動車の故障修理でしょうか?
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って、そんなワケはありません。

東エルサレムの路上で見かけたムスリムの運転手さん。
祈りの時間には、路上でもどこでもマイカーペットで東を向いて一心に祈る姿。
そこだけは、まわりの雑踏とはまったくの別世界が広がる。

あら?東というと黄金のドームに向かってかしら?
と、一瞬、ユダヤの人が嘆きの壁に向かって祈るのと混同してしまいました。
ん?エルサレムから見てメッカって東でしたか。
さすがにイランで見かけるメッカ方位計はないか・・・。
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by ck-photo | 2006-08-10 22:45 | 混沌の文化
記念写真のそのまた記念写真
ユダヤの神殿の西の壁、嘆きの壁の前でパチリ。
オーソドックス・ユダヤの家族写真。
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神の偶像を作ってはいけない。
人は神の形を模って作られた。

なので、彫刻や絵画などのユダヤの芸術(または芸術家)もあまり発展しなかったし、
オーソドックスでは、人物の写真を撮ることはあまりない。

家の中では、精神生活に余計な情報を得ないようにテレビやラジオがないことも多いのに、
こんなデジタルカメラを持っているとは、なかなかモダンやなあ。

ちょっと珍しいなあ、こんな光景。

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と、記念撮影をする家族の記念写真を珍しがって撮るワタシ。
それをまた誰かが珍しがって撮っていたりして。


おしらせ:8月いっぱいはどうにも忙しいので、おそらくコメントのお返事は無理なような気がします。が、みなさんのコメントを楽しみにされている方もたくさんいらっしゃると思うので、開けておきます。8月はこういう形ですがどうぞよろしく~。
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by ck-photo | 2006-08-08 01:26 | 混沌の文化
菓子職人のお父ちゃん。
あの日、エルサレムの旧市街の裏路地を歩いていた。

この日はいつものダマスカス門やヤッフォ門ではなく、他の門からそっと入ってみた。
細い石畳の路地には、アラブのオトコばかりの水煙草のカフェ、おばちゃんの露店八百屋。
しかしダマスカスの大きな市場とはちがって、もっとひっそりと地道に庶民的な空気が流れる。

おや、なんだろう?甘いにおいが。
作りたてのアラブの甘いお菓子が並んでいる。
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半分地下のような、薄暗い菓子工房。
粉だらけのエプロンのお父ちゃんとボク、そして近所の子供たちだろうか。
すると、どこかのタコ親父が「ちょっとちょっと、寅さん!」とでもいうように、
工房内に滑り込んで、お父ちゃんとなにやら世間話。
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お父ちゃんとおそろいのエプロンをしたボク、
日本人の私を見るとちょっと照れて、うれしそうにはにかんだ。
それを見たお父ちゃんは私を工房内に招き入れる。

「ちょっと、ネエサン、待ってやってな!ほら、お前ら、ちゃんといい顔して並べヨ!」
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お父ちゃんとボク、タコ親父に近所の子供。
裕福でもなんでもない、裏路地の小さな菓子工房。

でもたったそれだけのことなのに、
なんだか知らないけれど、
胸の奥が甘く懐かしく、じーんとあたたかくなった。
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by ck-photo | 2006-08-06 07:43 | 中東の職人技
鏡の街
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そして誰もいなくなった街


水たまりの向こう側に移ってしまったのかな


向こうの街は幻想的で
ちょっと怖いくらいに美しすぎた
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by ck-photo | 2006-08-05 01:45 | エルサレム・エルサレム
おばけなすび
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先日、マハネ・イェフダ市場で見かけたおばけなすび。

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お父ちゃんと息子の横顔が、これまたそっくり・・・。


マハネ・イェフダはイスラエルでも古いゆだやの市場ですが、
八百屋などはこの親子のお店のように、あらぶのお店もたくさんあります。

住人には、あらぶの店からは一切何も買わない人もいれば、
取り立て気にもしない人もいます。

理由はそれぞれにちがいますが、
たとえば、家族の誰かが東エルサレムのあらぶ住人にコロサレタリと、
政治的なことであったり、それに絡んだ感情的なことであったり、いろいろ。
それらは簡単に他者が批判できるものでもないでしょう。

大きなあらぶの市場もダマスカス門にありますが、
あらぶの人たちも時々このマハネ・イェフダ市場で買い物をします。

ゆだやとあらぶ、難しいけれど決して共存できないわけではない。
ひずぼらもオルメルト首相さんも、一体ればのんに何をしているのでしょう。
他国の処置ナシひずぼらはさておき、この国の首相が彼ということと、その内閣。
まったくどれだけ死者を出せばよいのでしょうか。
この国だけでもすでに50人もの命が無駄に失われました。
ればのんでは400人(市民)を超しているでしょう。


先日、テルアヴィヴへ仕事に行く途中のバスは、いつものように兵士でいっぱいでした。
私の隣に座っていたのはまだハタチほどの兵士クンで、
縁起でもないですが、ひょとすると次は彼でも不思議はない、
と、ふと自動的にアタマをよぎるわけです。
政府はなんでも、予備兵士を150人ほど召集したそうですが、
まったくいい加減にしてほしいところです。

ということで、なすびの話題だったんですよね・・・、なすびの。

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by ck-photo | 2006-07-31 22:30 | 中東の食卓+α