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サラダとアメリカンなエルサレム
e0009669_92576.jpgなぜかしら、どんどんと食べ物ブログになりつつあります。書きたいことが他にないわけでもないのですが、取り立てて書くほどのことでもなく、プラス、あれやこれやと仕事で頭が一杯。

最近のマイブーム。「サラダ」

もうエルサレムですら寒くなり始めたところに思いっきり季節外れですが、イスラエルの人は本当によくサラダを食べますね。テルアヴィヴなどに仕事に行くと、ランチにはサラダ・バーに行ったり、ベジタリアン・ライフが楽しめますが、エルサレムでもようやく自分でトッピングを選べるサラダ・バーがオープン。

大盛りと普通のどちらかを選び、レタス、きゅうり、アルファルファー、マッシュルームなどなど、好きな野菜、を「あれとこれとそれとどれにしようかなあ~」と選べます。その上にチーズや卵、ツナサラダ、グリルしたなすびにさつまいも、パプリカなども乗せちゃえ!


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今回のチョイスは、レタスにアルファルファー、ローズマリーとグリルしたパプリカとさつまいも、なすび、マッシュルーム、そしてバジルソースのパスタ。これにバルサミコのドレッシングをもらいましたが、それなしでも十分すぎるほど美味しかった。それにパンと飲み物がついて、35シェケル。他のレストランでは同じ値段でステーキ・ランチセットが食べられるほどなので、値段としては決して安くはない。でもたまに、むしゃむしゃ、シャリシャリ、もうええわ・・・って思うほどサラダが食べたくなる。

そして、もう絶対に食べないもの。カフェのケーキ。アメリカンちっくなチーズケーキや、チョコレートムースの美味しそうなケーキがエルサレムでもようやく市民権を得てきましたが、ちょっと待て・・・。一切れ、25シェケル・・・。これだけはいただけません。ピタに詰めたファラフェルが10シェケルほど、シャワルマ(日本ではギリシャ語のギロス?)が17~20シェケル。これでおなかパンパン、一食分。それがケーキ一切れごときに25シェケルとは、なんというか、日本の感覚だったら、財布は薄いのに1000円もするようなケーキを一切れ注文しちゃったわ・・・という感じで、冷や汗たらり。以前はイスラエルの家庭では、おっかさんがケーキやクッキーをよく焼いていたので、こういったおしゃれなケーキの出現はここ最近のこと。しかもアメリカからの留学生がわんさかなエルサレムの街では、どうも価格がアメリカーンなのか、どこかでアメリカーンな憧れがあるのかも。今夜もこういうカフェでちょっとお茶していると、飛び交うはコテコテのアメリカ英語。見渡せば店内はほぼ90%がアメリカからの若い留学生。まるでアメリカのどこかの大学カフェテリアのようで、とってもにぎやか(いや、うるさい・・・)なので、とっとと退散してきました。まあ、街に活気があるのはいいことですけどね。
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by ck-photo | 2006-10-29 09:39 | 中東の食卓+α
イエメンのご飯 ~レモンの鶏肉とポテト煮込み
「中東の食卓」というカテゴリーがあるにもかかわらず、このブログになってからはお料理も遠のく日々。たまには何かつくらなあかん・・・と、久しぶりにかんたんイエメン料理を作ってみました。

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イスラエルの家庭でよく炊かれるイラク米。
名前がイラク米なので、イラクのお米なのかなあと思うものの、本当はどうだかわからない。
タイ米やバスマティ米のような風味と細長さで、ピラフやカレーにグー。

でもなかなかうまく炊けたことがなかった。
なんでかなあ。

「お米を洗う。
炊きはじめたら触らない。」

この鉄則が、どうもうまく炊けない理由のよう。
イスラエルのお母ちゃん方を見ていると、このイラク米は洗わないで、そのまんま、なべへ。

おなべにオリーブオイルを多めに温めたところに、お米をバラバラッと。
そして、油を絡めるようにして、お米を5分ほど弱火でジャッジャッ、炒める。
そこにお水をジャーっといれて、チキンスープのもを入れる。
もう一度、お米がくっつかないようにかき混ぜてふたをする。
それから、途中でもう一度、ふたを開けて、混ぜ混ぜ。

さて、炊き上がったお米は・・・
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こんな感じで、おいしそうにパラパラ。
熱々のうちに風味付け。新鮮なディルとコリアンダーのみじん切りを多めに混ぜる。
これだけでもしっかりピラフのようでおいしい。

そして、お米を炊いているあいだに、イエメンの煮込みを作ります。
(いや、本当はその反対。煮込んでいるあいだにお米を炊く。)
材料はじゃがいも2~3個。たまねぎ2個。鶏肉を適当。よく洗ったレモン1個。
スパイスはパプリカの粉。

たまねぎとじゃがいもを3ミリぐらいの輪切りに。
おなべにオリーブオイルを熱して、そこにパプリカの粉を大匙2ぐらい。
ええ、あとでスープが真っ赤になるくらいの多めがいいんですよ。

そこに、輪切りのたまねぎを敷き詰め、その上にじゃがじゃがを重ねます。
そしておなじように、適当に切った鶏肉を乗せます。
最後に一番上に、スマイリーに切ったレモンを皮のついたまま敷き詰めます。

そこにお水をレモンの上すれすれぐらいとスープのもとを入れて、
40分~1時間、弱火~中火で煮込みます。
焦げないようにね。でも混ぜないで。

できあがりはこちら。炊いたご飯の上に、かけて召し上がれ。
ちょっとおいしそうに見えませんねえ・・・。残念。
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レモンが酸っぱくて、たまねぎとじゃがいもがなんともおいしいのですが・・・。
で、いつものごとく、鶏肉は別になくてもよかった・・・。
まあ、お愛想であったほうがいいかということで。
そして、忘れてはいけないのが、これ。スフーグ。
これがレモンの酸味の効いた煮込みにぴったり。
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イエメンのグリーンチリペッパーとコリアンダー、にんにく、
ほかなんだかわからないものいっぱいのスパイシーなペースト。
赤いスフーグもありますが、わたしはこのグリーンのものが好き。
マハネ・イェフダ市場のお店には、ホームメイドのものもありますが、
日持ちがしないので、いつもこれを買ってしまいます。



デザートは、季節外れの桃とココナッツミルクのシナモン風味寒天寄せ。
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ゼリーで作るともっとプルプルかもしれませんが、
煮込みのあとは、あえてちょっとシャキッと寒天で。

ごちそうさんでした。


追記:ヘブライ語ではオレズ・イラキー(イラクのお米)と呼んでいたのでイラク米と思っていましたが、スーパーなどではパッケージにはイラン米と書いてありますね。ということは、イラン米のイラク風に炊いたん、ということなのでしょうか。こんがらがってしまいました。真相はいかに?

追記2:後日になりますが友人の料理人に聞いてみたところ、やはりイラン米やバスマティーなどをイラク風に炊いたものをオレズ・イラキーと呼ぶそうです。
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by ck-photo | 2006-10-13 03:13 | 中東の食卓+α
かんたんチキンパイ&豆腐パイ

ヨム・キプールが終わって、もう今週末には次の行事がはじまります。仮庵の祭りの足音はもうすぐそこまで。黒ひげも(正統派ユダヤ)の街では、お祭り用品を買い求める人たちで溢れる。

一昨年はその様子をブログに載せたのですが、今年はちょっとわたしカレンダーの曜日に追いつけず、遅れ気味。いつもなら祭りの準備にかかっている人たちの写真を撮りに出かけるところ、今年はすっかりそのタイミングを逃してしまった。来週のどこかで仮庵の祭りの様子をアップできるかな。ヨム・キプールについてもきちんと書けないままになってしまいました。

私信で申し訳ないですが、ユダヤに関していただいているメールの返信も遅れ気味。ここしばらくは猫の手(いや、頭)も貸してもらいたい状態なので、もうしばらくお待ちを。

そのあいだ、こちらでもどうぞー。

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e0009669_928366.jpgマラワハッというパイ生地のようなもの。スーパーの冷凍食品コーナーに売っています。

そこの神戸のおねーさん、ハラル食品店、またはアラブ食品店などなら売っているかも。


e0009669_9293764.jpgこちらでは、ふつうはそれをフライパンで焼いて、おろしたトマトでさっぱりと。もっちりパイ感覚でおいしいのですが、ちょっと油っこい。そこで、わたしはこれを包み焼きの皮に使います。


e0009669_9304829.jpgオリーブオイルで炒めたたまねぎ&にんじん、ハーブ(トマトケチャップでちょっと隠し味)。生のままのチキン、ねぎ、これをこの皮で包むだけ。キッチンでの立ち時間、20分ほど。忙しいときにはぴったり。あとはオーブンのお仕事。190度ぐらい40分。

チキンの代わりにお豆腐で作る場合は固めのものね。日本だったら木綿豆腐よりちょい固めでしょうか。それにおだしをとった後の昆布と干ししいたけをみじん切りして一緒に包みます。焼き時間も同じ。


チーン!焼けましたよ。
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と、同じものをチキンとお豆腐で作ってみましたが、やっぱりお豆腐のほうが好き。
ユダヤの酢漬けニシンでもあらびっくり、おいしいかもと思ったり、
炒めた野菜たっぷりにカレー風味もグーね。

今度は、くだものを入れて甘いおやつパイにしてみよう。


ちなみに、今回のチキンパイの失敗は?
うっかりして野菜をいちばん下にひいてしまった・・・。
お豆腐もチキンもいちばん下にもっていかないと、下のパイ生地がべたつきますね。
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by ck-photo | 2006-10-05 09:51 | 中東の食卓+α
ちょっと一息、うちのかんたん食卓
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エルサレムもユダヤの新年のころにはざくろの季節。
大きなざくろが今年もマハネ・イェフダ市場に並びます。
子供のころ、ざくろは学校の校庭や家の庭の木からもいで食べるものでしたが、
近頃では店先に並んでいるざくろを、お金を出して買うのはなんとも不思議な気分になります。

ざくろを見るときらきらとルビーのようで、それだけでなんだか幸せになります。



さてと、取り出したるは、一枚のピタ。
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これを二枚にスライスして、オリーブオイル、トマトピューレ、ハーブ、むらさきたまねぎ、ツナと乗せていきます。オーブンで5分、チーン!はい、かんたんサクサクピザの出来上がり。えっ?チーズですか?いえね、冷蔵庫に買い置きがなかったんですよ。というかほとんどイエローチーズは買ってまでは食べないから。イスラエルでチーズというと、やはりカッテージなどの白いチーズですね。

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そしてこれまたかんたんクスクス。穀物屋で買ってきた乾燥クスクスをつかって。

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本当ならば、クスクスとスープは別のなべで作るのですが、すぐに食べるから一緒のおなべで。
作り置きのチキンスープにトマトピューレを混ぜて沸騰させる。
そこにクスクスをどどどっ。弱火に落としてふたをして待つこと5分。クスクスのできあがり~。
これは時間がたつと固まっちゃうので、すぐに食べるときだけおすすめ調理法。
チキンスープがないときは、野菜スープ、缶入りのソーセージとお汁なんかでもかんたんですね。
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by ck-photo | 2006-09-30 00:01 | 中東の食卓+α
菓子職人のお父ちゃん。
あの日、エルサレムの旧市街の裏路地を歩いていた。

この日はいつものダマスカス門やヤッフォ門ではなく、他の門からそっと入ってみた。
細い石畳の路地には、アラブのオトコばかりの水煙草のカフェ、おばちゃんの露店八百屋。
しかしダマスカスの大きな市場とはちがって、もっとひっそりと地道に庶民的な空気が流れる。

おや、なんだろう?甘いにおいが。
作りたてのアラブの甘いお菓子が並んでいる。
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半分地下のような、薄暗い菓子工房。
粉だらけのエプロンのお父ちゃんとボク、そして近所の子供たちだろうか。
すると、どこかのタコ親父が「ちょっとちょっと、寅さん!」とでもいうように、
工房内に滑り込んで、お父ちゃんとなにやら世間話。
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お父ちゃんとおそろいのエプロンをしたボク、
日本人の私を見るとちょっと照れて、うれしそうにはにかんだ。
それを見たお父ちゃんは私を工房内に招き入れる。

「ちょっと、ネエサン、待ってやってな!ほら、お前ら、ちゃんといい顔して並べヨ!」
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お父ちゃんとボク、タコ親父に近所の子供。
裕福でもなんでもない、裏路地の小さな菓子工房。

でもたったそれだけのことなのに、
なんだか知らないけれど、
胸の奥が甘く懐かしく、じーんとあたたかくなった。
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by ck-photo | 2006-08-06 07:43 | 中東の職人技
1947年創業の味
久しぶりに仕事が早く終わったので、こんな時間にアップできました。
最近、朝のバスを一本遅らせてみました。

一時間半のバスの中、流れてくるのはクラシック音楽。

いつもは中東ど演歌ミズラヒ音楽バリバリのエゲッド(イスラエルで一番大手のバス会社)のバスで、クラシックがかかるなんて、「メシアが来るのももうすぐそこかもしれません」と、黒ひげもなユダヤの人たちなら言うだろうなあ~。

普段はボーっとする時間もないので、この朝の一時間半のクラシックコンサート、いいメディテーションになります。ラアナナに着くころにはすっかりバスを降りるのも渋ってしまい、このまま心地よいほどに冷房の効いたバスから、ずうっと外の焼けついた景色を無声映画のように見ていたいと思ってしまいます。

さて、メディテーションも仕事もよいけれど、食べることもね。
帰り際に寄った自宅近所のファラフェルのお店。

むちゃくちゃローカルな店ですが、建国間際の1947年創業、イスラエルでも有名なお店です。やっぱりね、地元の店は下手にお洒落にするよりも、こんなたこ焼き屋的庶民的なほうがいいな。(むちゃくちゃ西日が強くて白く飛んでますが・・・)
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で、袋の中から出てきたよ・・・クリック!
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by ck-photo | 2006-06-28 01:36 | 中東の食卓+α
エルサレムの魚!
「イランという国で」の「さかなだ!」へ、久々のトラックバックです。

金曜日の日没ちかく、

「あと40分で安息日がくるよ~、安息日に向けての準備を急げよ~」

と、いうかのように、エルサレムの街には空襲警報のような、味も素っ気もないサイレンが2分ほど鳴り響きます。

金曜日の午後、安息日がはじまる前のマハネ・イェフダ市場は大混雑。
押し合いへし合い、みな安息日に向けての買出しと準備に追われます。

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マハネ・イェフダ市場の魚屋さん。
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右から、フナか鯉の種類でユダヤの安息日の食卓には欠かせない。(こちらを参照)

真ん中の長ぼそいのはヘブライ語でブリと呼ばれる魚。ちょっとはまち系の味。
そして奥の右側は、ヘブライ語でデニス(英語ではsea bream)という鯛の種類で、なかなかおいしい地中海の魚。鮮度もかなりよいので、お刺身にもできます。赤いのはサーモン。値段は張りますが、なかなか新鮮で、生でもOK。

エルサレムの魚屋さんでは、ユダヤの食品カシェル規定のため、タコやイカ、ヒレや鱗のない魚介類はまったく見つからず。そりゃ、売ってないですわなあ・・・。

でも一般的に魚は高いなあ~。
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by ck-photo | 2006-02-18 00:19 | 中東の食卓+α
むにゃむにゃサラダ
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茹でなすびのマヨネーズと練りゴマを混ぜたペースト状のサラダ
トマトのソース
ピリ辛トマトサラダ(モロッコ料理には欠かせない)
キャベツとキャロットのコールスロー
アイスクリームのような白いお山は、もちろんホムス!

金曜の午後には、250グラムほどのパック、どれでも5シェケルになる。
市場のおっちゃんたちは声を張り上げる。

「ホム~ス!ハメシュ・シェケル、ハメシュ・シェケル~!!ホム~ス、ハメシュ・シェケル~!」

バナナの叩き売りならぬ、ホムス売り。
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by ck-photo | 2006-02-03 04:52 | 中東の食卓+α
カレー色のピクルス
キャベツとカリフラワーのピクルス
うーん、すっぱいね、やっぱり。
カレー味なの?と思ったら、
やっぱりカレーじゃなかった。
ターメリックなのかなあ。

イスラエルではなぜカレー味は流行らないのか、それが問題だ。

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by ck-photo | 2006-02-03 04:40 | 中東の食卓+α
すっぱいオリーブ、しょっぱいオリーブ
森で見たオリーブの実、
漬けられるとこうなるのね。

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マハネ・イェフダの市場にて。

@jerusalem
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by ck-photo | 2006-02-03 04:36 | 中東の食卓+α