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リセット
ちょっと休憩。

ブログのコメントのお返しも追いつかないし、
きちんと書く時間が取れないので
しばらくのお休みです。

頭の中に余裕ができたら
時々ぽつーんぽつーんと更新するかもしれませんが。

こちらのフォトウェブはこれまでと同じく更新してゆきますので。

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ああー、花粉症がしんどいなあ・・・。
杉にアーモンドに・・・。
この時期のエルサレムで花粉の飛ばない日はないような・・・。
からっからに晴れた日、
雨の降りそうな日、
風の強い日。
毎日がそのどれか。
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by ck-photo | 2007-02-25 22:18 | おしらせ
Have a break
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必ずと言っていいほどイスラエルの家庭やカフェで見かけるガラスのコップ。
コップだけではなくガラスのお皿を使う家庭も多く、
はじめの頃はシンプルかつお洒落でなのかなあと思っていた。

ある時ふと気がついた。

取り立てて宗教的でもないユダヤの家庭でも
肉類と乳製品を一緒に調理しない、食べない、という
カシェル(ユダヤの法に則った食品規定)を守る家庭は多い。
なべなどの調理器具はもちろんのこと、
お皿やコップ、フォークなども乳製品用、肉類用と分かれ、
ママさんは大変。

しかし、陶器は肉汁などの水分が染み込むがガラスは染みず、
ガラスのお皿やカップを使えばあえて乳製品と肉製品用に分ける必要もなし。
それでイスラエルのユダヤ家庭ではこういったガラス物をよく使う。

なるほどね。

やはりなんとも実用的な文化だなあ。
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by ck-photo | 2007-02-19 22:20 | ユダヤ雑学
からすみパスタと中東風生鮭のかぶ重ね
エルサレムのマハネ・イェフダ市場のお惣菜屋さんで見つけたとあるもの。
以前からずーっと気になっていたのですが、なんとなく買いそびれていたもの。

「これ、なんぼなん?」
「どれどれ・・・、これやったら120シェケルやなあ」

と、秤の針を見つめるおっちゃん。

た、高いっ。
円に換算すれば3000円ほどにもなる。
前菜つきのステーキ・ランチセットが40シェケル、
ピタパンに挟んだ揚げヒヨコマメのファラフェルが10シェケル。

が、しかし。
清水の舞台または嘆きの壁から飛び降りて、
「も、も、もらうワ・・・」
その白い物体を自宅につれて帰った。

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それからぼーちぼーちと食べてはいたけれど、
半分を食べきったところで、ええええーっい。

今年は食生活の改善=意識の改善が目標。
できるだけ美味しいものを健康に。
人生一度っきり。
だったら、精神衛生上不健康にちびちびせずに、
食べたいだけがばっと食べてやる!

そう、唐墨(カラスミ)です。
トルコ産ということでしたが、
マハネ・イェフダ市場では時々見かけます。

なかなかもっちりねっちりと濃厚なお味。
日本酒が合うんだろうなあと思うも、
なかなかまともな日本酒は手に入らないエルサレム。
(というか、わたしはほとんどアルコール類は飲まないんですが。)

温かいご飯と食べても美味しいのですが、
そうだ!パスタにからめてみよう!

みじん切りたまねぎをとろとろになるまで炒める。
そこにスープの素とヴォッカ、しょうゆ、切った唐墨を混ぜて少々煮込む。
茹でたパスタにこれをからませてパセリをのっけてできあがり。

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おいしゅうございました。


そしてもう一品はこれまたマハネ・イェフダ市場の
行きつけの魚屋さんで買った生鮭。
カシェル(ユダヤの戒律に則った食品ガイドライン)の都合で
イカ、蛸、貝類などはなく、
鱗とヒレのあるものだけと種類こそは少なくとも、
割合新鮮な魚が手に入るのは有り難い。

鮭の皮を取って身をうすくスライスし、かぶの一夜漬けを重ねる。
トッピングにねぎのみじん切りと
ああー、そうだった、とろろ昆布があったんだ!
これだけでも十分に美味しいのですが、
ちょっと中東風にしよう。
オリーブオイルとイェメン系の激辛スフーグをわさびの代わりに。
そしておしょうゆたらり。
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これは別の日にご飯と一緒に食べました。
これもなかなかハマッテしまいそう。

ちなみに取り除いた鱗つきの皮をどうするかというと、
鱗を下にしてフライパンでこんがりカリカリに焼きます。
そこにささっとおしょうゆをたらしてもう一焼き。
それを短冊に切ったらアツアツご飯と一緒に。
カリカリ香ばしくておいしい。
巻き寿司に入れてもグー。

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そして食後はとあるお方に送っていただいたこのお茶。世の中には他にもたくさん美味しいお茶はあるでしょうが、なんともさわやかな柑橘系の後味に、もうこのお茶以外には見向きもしないほど、すっかり虜になってしまったという品。なんとも幸せな気分になるお茶です。



*なぜエルサレムで唐墨?

もともとはトルコやギリシャなどで作られていたもので、ボラの卵巣を塩漬にし天日にて乾燥させ、ロウで回りを固めた珍味。なので同じ地中海のイスラエルでも売っているんですな。日本には400年ほど前に中国から伝わったとか。
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by ck-photo | 2007-02-14 20:39 | 中東の食卓+α
クッベと嫁姑
ユダヤのご婦人二人の会話。


A夫人:
「ああ、うちの嫁ったらひどいもんよ!
息子にあれもこれもさせて、いい気なものよね!
息子は嫁に朝食を運んだりしているのよ!
なんてひどい嫁なのよ!」

B夫人:
「あら、息子さんもかわいそうに。
すごいお嫁さんなのね。
でもそれでお互いに幸せならいいじゃない?
で、あなたは最近どう?
ご主人とはうまくいってるの?」

A夫人:
「もちろん、うちの主人は最高よ。
毎朝ベッドまで朝食を運んでくれるし
なんでもしてくれるわ。
本当に優しい夫なのよ」


先日講義で聞いた
「つまりは物事は受け止め方ひとつですな」
という例え話し。


というか、
母親は往々にしてどんなにいい嫁はんでも、
息子の嫁はんはあまり好きじゃないって話も・・・。


そして本日の中東の食卓一品。
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イラク系やらコテコテ中東系の一品クッベ。
要するにはひき肉揚げ団子。
衣はBulgerという小麦を乾燥させたもの。
食感は・・・もごもご・・・。
味はちょっとスパイシーなハンバーグ。

エルサレムの中東系地元民たちは、
このままがっつんがっつん食べたり、
スープに入れたりして食べるのですが、

見た目同様かなーーーり、重い。
しかも食べ続けたらこんな体型になることまちがいナシ。
ひとつまともに食べきったこともナシ。
なのでほとんど口にすることのない一品。

ですが、友人のマーク氏の新しいレストランに寄ったが最後。
「もってけ攻撃」にあえなく白旗。
しかもお肉は食べないってゆってんのにさ。
でも気にかけてくれる友人がいることは感謝。
とか言いつつも、
一口食べたけどやっぱりあかーんでした。

ウクライナ系移民のマーク氏に尋ねる。
「マーク、これ、好きなん?」
「えっ?こんなんむっちゃ重いやん・・・好きな人が信じられん・・・」

おーいっ。
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by ck-photo | 2007-02-12 08:11 | ユダヤ雑学
雨上がりの早朝 ~オリーブが咲いたよ
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雨のしずくに包まれて
薄桃色のオリーブのつぼみ
ここだけはそっと静かな時間


マクロレンズがあったらなあ・・・と思った。
けど、それにまで手を出すとあれもこれもと収拾がつかん・・・。
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by ck-photo | 2007-02-11 06:53 | エルサレム・エルサレム
ロスト・ラゲッジ -エルサレムのかたすみで-
昨年12月にあわただしく出版した「ロスト・ラゲッジ」ですが、
日本図書館協会の推薦図書に選ばれたとのこと。
週刊読書人の来週号の推薦図書一覧にて掲載されるそうです。
来週にはエルサレムのホロコースト博物館の図書館に一冊献本してきます。


はじめての著書で至らないところも多いにもかかわらず、
メールやコメント、各ブログでの感想や推薦など、
さまざまな形で応援してくださった方々、
本当にどうもありがとうございました。
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

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また、このご時世にインターネットもしなければ
東京のど真ん中で仕事をしながらも
携帯電話も持たない而立書房の宮永社長ー。
よい意味で思いっきりGoing my wayのなんとも個性的なおじ様ですが、
エルサレムと御茶ノ水を国際電話にて
いろいろとくだらぬたわ言にも付き合っていただき
頭が下がるばかりです。


「僕はね、
売れる本なんてものには興味がないんだぁ、ヨッ。
必ずしも、売れる=いい本、じゃあないんだぁ、ヨッ。
いい本屋(出版社)というのはね、
いかにして価値ある本を長~っく、世に送り出し続けること、な、の、!
なっ?そだろッ?なっ、ニヒヒッ」


彼のこの一言は多くのことにおいての本質だろうと。
そして「書く(または表現する)」ということにおいても、
きっとずっと忘れないでしょう。
心から、ありがとうございました。


そして遠い日本でいつもバックアップをしてくれる父と母、
彼らへの感謝は言葉で表現できる範囲を超えてしまいました。
今年は夏までに一度お二人にお会いできればと思っています。


A generation goes and generation comes, but the earth endures forever.
The sun rises and the sun sets - then it charges to its place, where it rises again.
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by ck-photo | 2007-02-08 22:58 | エルサレム・エルサレム
美味しいアラブコーヒーの淹れ方

旧市街の路上で発見したアラブコーヒーの出店で、おっちゃんの淹れるコーヒーを観察。
これまでなんとなくわかっていたようないなかったようなで、なーるほどー。

お茶の時間です。

1)アラブコーヒー用の小さななべで湯を沸かす。
2)沸騰したところでなべを火から下ろして、
カルダモン入りのコーヒーの粉をスプーン3杯ほど入れる。
すると、瞬時に粉はぷくぷくと膨らんでくる。
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3)もう一度なべを火にかけ、細かな泡が膨らんできたら、
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ふわ~っ!と吹き零れる寸前にサッと火から下ろしてそのままカップにそそぐ。
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カップの底にコーヒーの粉が沈むのを待っているあいだ、
ああ~、カルダモンとコーヒーのいいにおいです。
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このアラブコーヒーですが、イスラエル以外の国ではトルココーヒーと呼ばれているのが一般的。エルサレムではアラブコーヒーと呼ばれるそのワケには、かつてエルサレムはオスマントルコ帝国の支配下だった歴史があり、エルサレムのアラブ人には忘れがたき屈辱の過去。なので決して支配者側だったトルコのコーヒーとは言わず、こちらがオリジナル、アラブコーヒーだと言うわけですな。

ちなみに、アラブ人の誰に聞いてもこれといった理由はわからないのですが、アラブ男性の淹れる紅茶とコーヒーの味のおいしいことったら。他の人が同じように同じレシピで淹れても、彼らのような味が出ない。たかだか沸かしたお湯に粉やお茶っ葉を入れるだけ、なのですが、ぜんっぜんちがう・・・。まったりと官能的。

そしてお茶請けは最近すっかりハマッてしまったチョコレートワッフル、というかウェハースね。エルサレムで上品な美味しいお菓子を求めると奈落の底に突き落とされるので、駄菓子だと思えばそれなりにサクサク美味しかったりする。チョコレートとヘーゼルナッツのクリームを挟んだワッフルなども癖になる味。
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それにしても、せめてパッケージぐらいはもう少し美味しそうにしてくれてもいいような・・・。


《いきなり白い画面に変えてビックリ?(笑)・・・いえね、ここしばらくPCとにらめっこの日々で、目に負担がかかりすぎ。このブログの黒い画面に白文字を見るたびに目がパッキンパッキン、チカチカ☆するのでしばらくはこれで。》

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by ck-photo | 2007-02-07 00:36 | 中東の食卓+α
名の記憶と木々の新年
すっかり書くのを忘れていましたが、1945年1月27日はアウシュヴィッツが開放された日で、近年ではそれを記念して毎年1月27日は国連が定めた世界ホロコースト犠牲者の追悼日だそうです。イスラエルのニュースではベルリンで行われた集会のようなものがチラリと放送されたくらいで、特に何もなかったような。イスラエルだとホロコースト記念日は5月ごろにあるので、この時季ではあまりピンとこないですね。今ではあちこちでホロコーストはなかったとかいろいろな説が出ていますが、歴史とは人が語ってゆくものだから時間や都合などによって事実からそれてゆく不思議なものですね。

ちなみにエルサレムには世界一大きなホロコースト記念館ヤド・ヴァシェム(名の記憶)があります。もう少し精神的に若かりし頃は何度か足を運びましたが、もう興味本位またはそれ以外の理由でも、行こうと思わない場所となってしまいました。特にホロコーストで亡くなった子供たちの博物館には行きたくない。薄暗い部屋に灯された何本ものろうそくが、張り巡らされた鏡に映って無数の数となって瞬いている。そのひとつひとつが亡くなった子供のいのちを現し、その灯火の中に子供たちの大きな白黒写真などが展示されている。そして亡くなった150万という数え切れない子供たちの名がエンドレスに呼ばれ続ける・・・。人としていたたまれなくなるというか、あそこへ行って何も感じない人はおそらくいないでしょう。また、敷地内にはホロコーストでユダヤの人々を救った人たちの名で木々が植樹されているのですが、日本人では杉原千畝氏の木が一本植樹されています。他にもワルシャワゲットー・スクエアやビジュアルセンター、などなどいろいろな建物があるので、ヤド・ヴァシェムに行ったことのない方は一度行かれるといいかもしれませんが、かなり精神的に疲れる場所ではないかと・・・。

そして話は変わりますが、日本では節分だった(すっかり忘れていた・・・)2月3日ですが、ユダヤの暦ではシュバット月の15日、木々の新年トゥ・ビ・シュバットでした。この日は今年初めてのディツ(ナツメヤシの実)やいちじくなどを食べ、木々の新年を祝います。ワインも白からロゼ、そして赤と一杯ずつグラデーションをつけたり、春の到来かな。

はじめてイスラエルに来た頃には、このいわゆる春を迎えるお祭りがどうしてこの真冬の時期にあるのかわからなかったのですが、よくまわりの自然を見てみる確かにオリーブやアーモンド、そしてポピーが咲きはじめ、野には新しい草が芽を出し小さな花々も咲き始めます。死海へ行く砂漠の山々にも、冬季にしか降らない雨のおかげでうっすらと生えた草で、この頃だけは緑色に染まります。なるほど、確かに生命が溢れて木々の新年にふさわしいなあと思える時期だったのですね。

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そして食日記。ベジタリアンを心がけるようになってから2、3週間でしょうか。時々浮気してお魚は食べますが、気持ちのよい食生活になってきました。かなり大味のかぼちゃ、squashというやつでしょうか。それとブロッコリーのオリーブオイル&ハーブのオーブン焼き。食べる前に練りゴマをかけてアクセントに。本当はブロッコリーはスチームしたほういいのでしょうが、でもおいしかったからOK。squashはべたべたするのであまり好みではないけれど、日本のあのほこほこしたかぼちゃが食べたくても、ないからしょうがない。


*コメントのお返事が遅れてますが、ちゃんと読んでますので~。
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by ck-photo | 2007-02-05 03:28 | 戦争と平和