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行きそびれた割礼式
今年ももうあと一ヶ月というところになりました。ああ、早いなあ。でもユダヤ暦のイスラエルでは年の暮れという雰囲気もなく。自分の中では今年はいろんな意味で見直しの一年というか、迷いと選択の一年でした。仕事のほうも、じっくりと一つ一つに取り組むのではなく、二つも三つも掛け持ち。ひとつ終わっても休みが取れることもなく、すでに次のプロジェクトが重なっている状態で、ばたばた。ゆっくりと時間をかけるよりも、とりあえず終わらせなければ、と、あまり心に余裕がない一年でした。しかも無駄な労力がかなり多かった。

おかげで今年は今ひとつ健康面もよくなく、先日のマーク氏の晩の後から急性胃炎か何かのようでだるーい日々です。すぐに疲れて、ちょっと横になったつもりが気がつけば7時間とか寝ています。それでも仕事の締め切りはやってくるし、困った困った・・・。どこかで、うがー!と叫びたい心境です。

一週間前に親友のシギーの弟さんに息子が生まれ、今日の午後に、ユダヤの民の一人となるべく割礼式がありました。シギーのいとこで、私の友人でもあるKちゃんもせっかくNYから来ているので、行こうと思っていたのですが、残念ながら欠席。式の後には当然、食べろ食べろの宴会。行っても別に食べなきゃいいのですが、見たら食べたくなるし、この胃袋と精神力でオイリーなユダヤ料理と騒がしいお祝いの場に行くのはちとキツイ・・・。ユダヤの祝い事では、アルコール類をがんがん飲むということはあまりないですね。出てもワインで、ビールなどはあまり見かけません。エルサレムでは、大人がへべれけに酔っ払うのは、一般的にはプリムの祭り以外ではあまりないように思います。

と、ここまで書いて、いったい何を書こうとしていたのかを忘れてしまいました・・・。はーっ。来年はもう少し精神的に楽な一年になることを祈りつつ・・・。コメントのお返しが遅れていますが、ぼちぼち行きますのでよろしくー。


追伸:これまで「ブログ村ランキング」に参加させていただいていましたが、これもそろそろおしまいにしようと思います。これまでどうもありがとうございました。
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by ck-photo | 2006-11-28 11:33 | エルサレム・エルサレム
久しぶりに、これぞ中東の食卓?
新しい発見が見つからないというのは厳しい状況だなあ。と、いきなりですが、だーらだーらと続いているこのブログ。ブログをはじめたころはイスラエルについてあれこれと書きたいこともあったのですが、さすがに2年ほどあっちこっちで書いてきたら、発見がなくなりつつあります。

インターネットで得られるイスラエルの情報では、Mixiなどでもいろいろとイスラエル関係のコミュニティーもあるようですね。まあ、Mixiはすでにメンバーになっている方から招待されないと読めませんし、しかも招待されてメンバーになっても、コミュニティーによってはさらに数人からの紹介がなければ入れない。そうなると、なんだかめんどうくさいし、そこまでして読むほどのものなのかもわからない。

さて、話し変わって、昨夜。エルサレムの迷える料理人マーク氏のところへおよばれに行ってきました。11歳のときにウクライナからイスラエルへ移住してきた彼は、エルサレムで料理店をしていましたが、インティファーダなどの影響で店はつぶれ、それ以来あちこちのファラフェル店や料理店でまさに流浪のユダヤ人となりました。料理店をしていたころも、メニューにはないものでもチャッチャッと作ってくれて、理想の料理店でした(しかも友達からは料金を取らない・・・のでわたしもついに払ったことなし)。

とにかく彼の手にかかればなんでもおいしい。魔法の腕です。冷蔵庫で忘れられていたキャベツもカラフルでおいしいサラダに変身。エルサレムのどこかでまたいいお店をもてるといいのですが、それもなかなか難しい現実。もうこの際、日本でファラフェルやシャワルマの店を開くのもいいなーとかヴォッカを飲み飲み、つぶやきも入っておりました。運さえあれば、彼の腕前ならそれもいいかも。

昨夜のメニューは、マハネ・イェフダ市場で仕入れたムッシュという魚とサラダ。
イスラエルの人は一般的にサラダ好きですね。
イスラエル風の焼肉屋やファラフェルの店など、たいていはサラダがてんこ盛り。
食事はまずはサラダから、というのはモロッコ系。
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・にんじんとセロリの根のサラダはマンゴソース(チャツネ)でちょっとスパイシー
・マッシュルームとたまねぎ、リークの炒めもの
・アボカドとグリーンチリのサラダ
(わたしがこれが好きなのを知っているのでわざわざ作ってくれた)
・キャベツとデルのサラダ
・きゅうりと紫たまねぎと赤パプリカのサラダ
・ムッシュのから揚げ、ピリ辛トマトサルサがけ
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ゴマパンのガーリック&オリーブオイル味、
さいごはラッファのハニー&タヒニ(練りゴマ)のデザート。
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マーク氏は、とにかく自分の愛する人を喜ばせるために生きている人。それが妻であれ、息子であれ、友人であれ変わりはない。友も家族も一生の宝物。本当に心からそう信じて生きている人。それなのに、みなでテーブルを囲んでいても、彼はまったく手をつけない。「なんで食べへんのー?料理した人が手をつけないと、毒でも盛ったかと思うやん」とからかうと「うまく説明できないけど、みんながうれしそうに食べてるのみてるだけでええねん」とにっこり。

おかげで、ほら食えそら食え、とわんこそば状態。ムッシュというこの魚もかなり大きいのですが、一匹食べ終わったら、ほらよっと自動的にもう一匹が・・・。身が少ない魚とはいえ、思いっきり食べすぎで胃が痛くなってしまった夜でした。最後にはまるで我慢大会のような素敵な夜を、マーク氏、どうもありがとう。ちなみに、もちろん、大の大人7人でも食べきれずに残ったサラダはうちの冷蔵庫へとお持ち帰り。炒め物にでもしようかな。



*本日のカバラ(ユダヤ神秘主義)ちっくな「乾杯」の理由について。

「乾杯するときにグラスをカチーンっとぶつけるのはなぜ?」
グラスに入っている酒は目に美しく、香りは鼻をくすぐる。
舌はその味に満足する。
それでは耳は?
ということで、カチーンっと音を立てて耳にも喜びを。

なかなか美しいではないですか。
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by ck-photo | 2006-11-24 17:24 | 中東の食卓+α
中東アジアとルーシー・リュウ
前回の投稿を書いてから、ぽろりと使った「先進国」という意味はなんだろうなあ、と。先進国に対して後進国というのもあるわけで、シラミのコメントをたくさんいただいて、だったらシラミがいると先進国ではない?とか、いや、そういうことでもないな、とか、ぐるーんっとアタマの中を。

で、オンライン辞書では、

「先進国(せんしんこく)とは、高度な工業化を達成し、技術水準ならびに生活水準の高い、経済発展が大きく進んだ国のことを指す。後進国(現在では開発途上国又は発展途上国、途上国の方が一般的)に対して、先進国と呼ぶほか、先進工業国、富国、中進国、高所得国などとも呼ばれることがある。」

だそうです。

とどのつまり、あえてなくてもよい言葉なのでは?後進国というのもなんだか不思議な言葉です。つまり先進国というのは、文化や価値観などといった人の意識には関係なく、技術や開発面で優れ、それによってお金のある国ということでしょうか。技術開発「だけ」ならイスラエルもそう悪くはないですが。

もともと中東からの人たちのほかにもロシア、北南米、欧州各国、アフリカ、と世界各国からのユダヤ移民も多いメルティング・ポットなイスラエル。そのイスラエル人二世、三世によく「君はアジア人だし」と言われることがある。「そういうイスラエルも位置的にはアジアでないの?」と、聞き返すと「・・・そんなアホな!」と返ってくる。「だって、ヨーロッパでもなくアフリカでもなく、中東は立派なアジアやん?欧州から見て日本が極東アジアなら、ここは中東アジアでしょう?」「ち、ち、ちがう、アジアじゃない・・・中東だ・・・」 いや、だから・・・。アジアだと恥ずかしいのかな?

ですが、近所に住むシカゴとロシア出身の女友達ふたりは「アジアの女性っていいよね~、きれいよね~、ほほ骨が高くって、スレンダーよね~、うらやましいな~。ほら、ルーシー・リュウとか!」・・・だって。ん、まあ、好みの問題ですが、ルーシー・リュウねえ・・・。どこか片桐はいりに似てるような似てないような。

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by ck-photo | 2006-11-22 13:43 | 混沌の文化
シラミの先進国
ちょいと息抜き。

テヘランのサラさんのブログの「英語とフーンギャルムと」を読んでいて、そういえばエルサレムでも同じような失礼なことはよくあるなあと。こちらの場合は人々の血が熱いというよりも、単なる無知でしょうけどね。

たいていの場合、エルサレム人にとってはアジア人ならどこの国の人でも同じらしく、タイ、フィリピン、チャイナ、と道端でいきなり呼びつけられることが多い。一時期は「タイランディー!チャイナ~!チンチャンチャン」と、路上での冷やかしがあまりにもひどかったので、通りを歩くときにうつむいて歩く癖がついてしまったほど。こういう人たちは相手にしてもつかれるだけなので、なるべく目立たないようにと、道を歩くのがちょっとつらい気分だった。

そして最近ではよくタクシーで、こういう失礼な会話が多い。

運 「どこの出身?」
私 「ヤパン(日本)やけど?」
運 「ここに住んでんの?」
私 「左様ですが?」
運 「仕事してんの?なに?」
私 「してますよ、コンピュータ関係」
運 「はっはーん、わかったよ」
私 「なにがよ?」
運 「ヤパンよりこっちのほうがいいんでしょ?
   イスラエル国籍とパスポート取りたいんでしょ? 
   だってイスラエル、君の国よりもずっと先進国だしっ。ふっ」

な、なんですとー?日本よりイスラエルのほうが先進国?バカ言ってもらっちゃ困りますねえ。が、説明したところで彼らは往々に自己完結しているので「イスラエル国籍?イスラエルのパスポートなんて使えないものいらないってばっ、ふっ」と軽く笑って終わりにする。たいていはこれでぐうの音が出ないようで、黙り込んでしまう。が、東アジア=極貧、イスラエルは世界一というなんとも思い込みの激しさというか、お国自慢も愛国心が強いのもいいけれど、もう少し世界を見まわしてみたら?と言いたくなる。やはりエルサレム、学問の街でありながらも、大いなる田舎である。

仕事でパレスチナ地区へ出入りをしているイスラエル人の友人いわく、むこうのプロパガンダに洗脳されているパレスチナの住民たちの中には、イスラエルはまさに蜜の流れる花咲き乱れる桃源郷だと信じて疑わない人たちもいるそうだ。そういう限られた情報状況下でなら、イスラエルがどこよりも勝っている国と思ってしまうのは理解できないでもないけれど。

先日何気なく見ていたテレビで、小学生ぐらいの女の子をモデルに、なんとシラミ取りスプレーのような製品のコマーシャルを見てかなり驚いた。以前から小学生にシラミがいるとは聞いていたが、まさか、まるで蚊取り線香でも売るかのように、あたりまえに流れるそのシラミ取りのコマーシャル。いったいどこが先進国や・・・。
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by ck-photo | 2006-11-20 15:20 | 混沌の文化
ユリ・ゲラーの再来
もうすっかり記憶のかなたに忘れさられていましたが、こういうイスラエルの方がいらっしゃいました。

ウリ・ゲラー。e0009669_6455958.jpg

そう、かのスプーン曲げの教祖様。ユリ・ゲラー殿。英語のスペルがUriなので、日本ではユリですが、地元ヘブライ語だとウリですね。現在は英国で、とっても大きなウリ・ゲラー御殿にお住まい。で、なぜ今になってかはわかりませんが、テレビ局の特集で昨日と今日、そして来週にまたがってウリ・ゲラー特集なイスラエル。流暢にヘブライ語を話すウリ・ゲラー。と、イスラエル人なので当たり前なのですが、ずっとどこか他の国の方だと思っていたのでなんだか不思議。

今回の番組の目玉は、ウリの後継者選び。いわゆるそのー、ひとつの超能力者というんでしょうかねえ、となぜが口調が長島サンっぽく怪しくなってしまうのですが、マインド透視など特殊能力を持っている人たちが競い合う。そして最終的にはその中の一人をウリが選び、「ザ・ウリ・ゲラー後継者」が確定されるというものらしい。今夜の出場者5人の中にも、おおー、「送ってください送ってください、ほら、みなさんの念力をテレビを通して~・・・・・・、やった!割れた!」と、ステージの上のグラスがパリーン。・・・いや、ほんま、割れましたワ。来週はどうなるのでしょうか。

そして番組のはじめには、当然のごとく、ウリの超能力をテレビを通してこちらに送られましたよ。なんだか妙に懐かしい。「□ ☆ ○ + ~~~ 」の5つからウリがひとつ選んだものを、テレビを通してウリが目ぢからで視聴者にバッチーンッ。

「ほーら、今から送りますから、いいですか、僕の目を見て~!エイヤッ!」

いやー、ウリの目がかなりキラリと光って、はい、ちょっと怖かった・・・。で、視聴者はウリからの「キタキタキター!」のイメージを番組宛に電話投票。ウリの目ぢからからわたしが受け取ったイメージは「□」。誰がなんと言おうがこれ。番組最後にその回答があったので、どうよ?と思っていると・・・「☆」!ぜんっぜんちがうやん!ということで、わたしにはそういった能力皆無という現実。

とかなんだかんだと、久々にこういう「元祖いんちきくさい番組」を見たので、結構おもしろかった。いえ、こういった能力そのものがいんちきくさいのではなくて、イスラエルだから余計に眉唾ものに見えるというか。でも四国ほどのイスラエルですでにこういう方々が最低でも10人ほどいるということは、世界中にたくさんいるということでしょうね。すごいなあ。さて、来週後継者に選ばれるのはどなたなんでしょうか。楽しみの少ないイスラエルで(特にテレビでは)、なんだか妙に楽しみです。


(この番組のコマーシャルがまたなかなかのでき。ウリのウェブで観覧できます。そちらの真ん中にある「Uri Geller's Articles and News」をクリックするとそのコマーシャル映像が流れます。その下の写真はこれまたなぜかあべ総理。わははっ、なんだかおかしい。

このテレビ局のウェブで本日の番組の一部が見られます。
右下の画像画面をクリックするとウリさんが登場。)
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by ck-photo | 2006-11-19 06:46 | 中東の職人技
12月のカレンダー
今年最後の月、12月のカレンダーを作りました。
エルサレムの旧市街です。
奇特にも気に入られた方がいらっしゃいましたら、コピーしてお使いくださいませ。

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エルサレム・カレンダー壁用の大きい版はこちらでどうぞ。
(PC上では壁用は小さく見えていますが、実際は800X1000pixelsです。けっこうでかい・・・)


追記:「こちら」へをクリックすると、大きい版が表示されるはずなのですが、場合によっては表示されないことがあります。その場合にリフレッシュ、更新をクリックしてもまったく反映しませんが、URL横、右端の→Go(日本語のPCだとなんでしょうか?)をクリックすると反映されます。うーん、わけがわからん。おそらく、サーバーの問題だと思うのですが、どうやってもまったく反映されない場合はコメントにてお知らせください。
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by ck-photo | 2006-11-16 19:55 | エルサレム・エルサレム
シナゴーグを覗いてみたよ
やっと仕事がひとつ終わりそうなところまで来ましたが、そろそろ体力切れ・・・。でもまだあとふたつあるので、ああしんど・・・。
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エルサレムの旧市街の外に作られたシナゴーグ(ユダヤの宗教でいう祈りとコミュニティーの場)で、いちばん古いものが繁華街のど真ん中のナハラット・シヴァ通りの裏路地にあります。といっても写真のこれ↑ではないのね、わははっ。ちなみに、自宅の近くには、とても美しいイタリア系のシナゴーグがあります。いちど写真を撮りたいのですが、そう思ってはやン年。ヨルダンやエジプトなどと同じように、近ければ近いほどわざに行かないのがナンですねえ・・・。

ある夜、たまたまそのいちばん古いシナゴーグのそばを通りかかったら、そちらはもう電気が消えていたのですが、その向かいにあるスファラディー系のシナゴーグに明かりが煌々と。窓の外から中を覗いてみると、お勉強会。うーむ。男性ばかりなのでさすがに入れてくれとは言えず、怪しくならないように窓にもあまり近寄らないようにこっそりと・・・。って、これじゃあ、かえってヘンですが。

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黒帽子のラビ 「おい、君、君!聞いてるか?!」
右のかんぺーちゃん 「だっておもろないねんもん・・・。かいーの・・・。」

なんて会話だったのでしょうか。そんなわけないですか。
窓の外からでは、結局何の勉強会だったのかわからずじまいでした。
次の更新はイタリアン・シナゴーグと行きたいところですねえ。

ユダヤ語かんたん注釈:シナゴーグについて
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by ck-photo | 2006-11-14 12:23 | エルサレム・エルサレム
宝石じゃらじゃら・イスラエリーデザイン
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仕事がまったく進まないので、気分はまるで試験前の学生。ちょっと仕事をしては「ああ、そうそう、部屋の掃除がねー・・・」とか、妙に落ち着かず。気がつけば、ああ、今日も一日終わってしまった・・・。かなりまずい状態です。今月いっぱいというか、今年いっぱいはカツカツ状態。はひー。

11月2日に載せたゲイパレード反対デモですが、あれから連夜白熱。テレビで毎晩映し出される様子は、もうわたしごときがうろちょろするような状況ではなし。騎乗隊も路地の中まで入り込んで学生をとっ捕まえる、炎もかなり大きくなっているようですね。これについては、ゲイパレードを阻止したい警察が正統派の彼らにデモを起こさせたのに、結局上からはパレード続行指示が出てしまいどうにもならなくなった、という話も聞きますね。なんのこっちゃ・・・。

さて、こちら。エルサレムのジュエリーショップなどでよく見かけるアクセサリー。ストーンとビーズでかなり大振り&カラフル。胸元とがばばーんっと開いたシンプルな服に似合いますね。が、やはりエルサレム。そんなおしゃれセンスのある女性は少ない。ちょっと中堅クラスのグラマラスなおばちゃんが、ばばーんっとよく肥えた大きな胸を揺らしながら、どかっとこんなネックレス。うーん、すべてが大柄でコテコテにど迫力。ま、それはそれである意味、かなり見ごたえがありますねえ。でも若いきれいなオネエサンがさらりと胸元につけてくれるとうれしいような気がします。・・・・と、ものすごくオヤジ発言ですね。わははっ。値段もそれなりなので若い人には清水の舞台飛び降りかも。e0009669_2124251.jpg

ちがうお店のショーウィンドーで。あら?上の写真の真ん中のものと同じデザインだった・・・。店で見ているときは気がつきませんでした。イヤリングもあるのかー。こういうデザインを見ていると、どうしても旧約聖書時代というか、「お宅のむすめっ子とらくだ20匹でどや?」「ほな、とびっきりの宝石つけて嫁がすわな」、みたいな会話がどこかから聞こえてくるような。

ワタシは若いオネエサンのカテゴリーにはもう入らず。ですが、どどーんなおばちゃんになる前に、一度ぐらいはこういうのもつけてみたい気もします。が、日本人のおしょうゆ顔では負けてしまいそうですね。
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by ck-photo | 2006-11-07 21:57 | 中東の職人技
ジューイッシュ・ウェディング
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さて、かんたんにユダヤの結婚式について。

日本では結婚式は日中に行われることが多いようですが、ユダヤの結婚式は夕方からはじまります。伝統的な結婚式では、別室で花婿がラビたちのもと結婚の契約書にサインをしている間、花嫁は白いウェディングドレス姿で、母親、親戚、友人などの近しい女性たちに囲まれています。

別室で契約書にサインをし終えた花婿は男性たちに連れられて、いよいよ花嫁のそばまでやってきます。花嫁はベールを顔の上に下ろします。結婚式の一週間前からこの瞬間まで、花嫁と花婿は会わないという習慣もあり、ようやくの対面にどきどき。花婿は花嫁のベールをめくり、その女性が間違いなく自分の妻になる人であるか、彼女の顔を確かめます。バイオリンや歌が歌われ、だんだんと結婚式は盛り上がりを見せます。

それから家を象徴するフパと呼ばれる天蓋に花婿と男性陣は歩いてゆき、準備が調うと花婿が待つフパへと、ベールの花嫁が母親と彼側の女性(母だったり姉だったり)に連れ添われやってきて、それを花婿が迎え入れます。そしてラビたちによる結婚の儀が司られ、花婿から花嫁の右手の人差し指にゴールドの指輪がはめられます。続いて結婚の契約書が読み上げられて、足元に置かれたワイングラスを花婿が「バンッ!」と踏みつけて割ります。これは、エルサレムのユダヤ神殿の崩壊への悲しみを、そして喜びの中でもその悲しみを忘れないようにという意味が込められています。花婿がサインした結婚の契約書には、離婚の際の慰謝料額など、さまざまな夫の義務が書かれていますが、妻の義務はなにも書かれていません。読み上げられる慰謝料の額が大きいと、「オオーッ・・・」とゲストからはやし立てるような驚きの声が聞こえたりするのがなんだかおもしろい。

こうして夫婦となったふたり。それからディナーがはじまり、しばらくしてからダンスへと。伝統的な結婚式では、日本でも有名なユダヤの踊り「マイム・マイム」のようなフォークダンス的なものが多いのですが、男女別で踊ります。伝統的な結婚式では夫婦でも人前で一緒に踊ったりはしないのが一般的。新婚ほやほや、晴れて夫婦となったカップルも一緒に踊ることはないですね。ですが、最近のモダンな結婚式では新郎新婦はもちろんのこと、男女一緒にディスコやテクノ、トランスのような音楽で踊ることもあります。
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ヨーロッパの国々の中では、夜通し続く結婚式や、数日間にわたる結婚式もあるようですが、イスラエルで行われるユダヤの結婚式は深夜ごろにはお開き、というのが多いかもしれません。
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by ck-photo | 2006-11-02 21:55 | ユダヤ雑学
本番前、プレ・デモ
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エルサレムの正統派ユダヤの街メア・シェアリムで、エルサレムで来週行われる予定のゲイ・パレードに反対して、デモがありました。パレード当日には本格的なデモが行われるらしく、昨夜のデモはそのプレ・デモ、とでも言っておきましょうか。写真ではわかりませんが、野次馬も合わせてまあまあの人出。

           「来たぞー!来たぞー!逃げろ!逃げろ!」
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15分に一度ほどですが、燃えているあちこちへ、警察の騎乗隊と日本でいう白バイならぬ黒バイ警官が取り締まりにくるとのこと。

なんでそれぐらいで逃げるん?

耳の横に垂れ下がったぺオスと呼ばれる髪を揺らしながら、風(煙ですね、昨夜の場合は)を切るようにして走り去ってゆく正統派の若者たちの写真を通りの中央で撮っていると、

「警察は馬上やバイクから棍棒で思いっきり殴りつけてくるから
殴られたら大変なことになるんやで!あぶない、あぶない!」

と、彼らはちょっと落ち着いてから耳打ちしてくれた。
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ああ、そうですか。アラブ市民を殴れなくなったら今度は宗教的な人たちを、ですか。いつだったかも、ダマスカス門あたりのユダヤ人に矛盾した権力を振るっていたエルサレムの警官たち。エルサレムの警察は、間違ってもかかわりたくない人たちが多い。

と、こういう断片的なことをさらりと書くと、いろいろと誤解と混乱があるかもしれませんが、イスラエルにかかわらず、警察はかなりクサッてますから(おっと、失礼)。日本の現状がどうかはよくわかりませんが。

で、どうしてまたそんなところをカメラを持ってウロウロ歩いていたかというと、

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夜7時半から行われた友人の結婚式に、写真を撮りに行ってきた帰り道でした。自宅方面への近道にメア・シェアリムを通り抜けようとすると、仁王立ちの警官たちが通りをブロックしていて、あっちへ迂回せよと。そこで他の道からメア・シェアリムの目抜き通りへ出ると、あらまあ。ごほごほごほっ、煙いったらないと思ったらデモの真っ最中。

5分ほどの距離で、幸せムードいっぱいの結婚式とこの煙り。
このすごいギャップがなんともまたエルサレムの日常。
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by ck-photo | 2006-11-02 05:28 | 混沌の文化