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嘆きの壁にて -仮庵の祭りのころ 4
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@the old city, jerusalem
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by ck-photo | 2005-10-26 12:30 | 混沌の文化
嘆きの壁にて -仮庵の祭りのころ 3
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by ck-photo | 2005-10-26 12:05 | 混沌の文化
嘆きの壁にて -仮庵の祭りのころ 2

トーラーの箱
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@the old city, jerusalem
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by ck-photo | 2005-10-26 12:04 | 混沌の文化
嘆きの壁にて -仮庵の祭りのころ 1
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@the old city, jerusalem
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by ck-photo | 2005-10-26 12:01 | 混沌の文化
カシェルなキッチン
昨日は午後からエルサレムの「ひげもじゃんベッド・タウン」、正統派ユダヤの友人宅へ仮庵の祭りのパーティーに行って来ました。友人宅のベランダのスカでのバーベキュー。自宅からバスで25分ほど、おおー、そこは異次元、見渡す限りひげもじゃん。

パーティーの写真はありませんが、さて、おなかもいっぱい。後片付けにキッチンへと。おやっ、ひげもじゃん宅のキッチンでは必須アイテム、双子シンクではありませんか。

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ユダヤの食品についてよく耳にする「カシェル(発音によってはコーシャー、コシェル)」ですが、そもそもカシェルとはヘブライ語で「適正、正しい」という意味で、食品以外でも聖書や祈祷書などの書物、礼拝用に用いられる道具、女性のミクヴァでの沐浴時などにも用いられる言葉です。また、正統派では見合い結婚では婚儀の前に数回顔合わせをするくらいで、婚前に肉体関係も持つのはタブーですが、現代風なモダン・オーソドックスと呼ばれる人たちのデートなどでも、清く正しいデートを「カシェルなデート」なんて言いますね。

さて、話は少々ずれましたが、食品のカシェル規定にて定められていること(旧約聖書レビ記11章参照)では、ひづめの割れている動物、胃袋が反芻した動物、そしてそれらの動物もカシェル規定の屠殺法と血抜き処理されたものだけが食べてもよいものとなります。よく豚は衛生面などで禁止されていると思われていますが、園根拠は信憑性はなく、単に胃が反芻していないので食べることを禁止されています。また、海のものでは、鱗とヒレのあるものだけが食べられます。くらげやイカ、サメなどは食べられません。野菜や果物についてはどんなものでも食べられます。

さらに食品カシェル規定には、これらに基づいたいろいろな事項があります。その中のひとつでは、乳製品と肉類を混ぜて調理する、または同時に食べることが禁止されています。それぞれ単独で食べるにはもちろん問題ありません。

例えば、禁止されている乳製品とお肉のメニューはこんなもの:

◇クリームソースの添えられた(または一緒に調理された)肉料理
◇ミートソースのスパゲッティにかけるチーズ(チーズ抜きならぜんぜんオッケー)
◇サラミやハムとチーズのピザ
(イスラエルのピザ屋ではありえなかったメニュー。非ユダヤ人の移住により最近はそれもちょっと変わってきましたが)
◇チーズ&お肉のラザニア(イスラエルではたいていはトマトソース&チーズのラザニア)
◇お肉の入ったカレーにヨーグルトを入れる(カシェルではあり得ないレシピ)
◇お肉入りクリームシチュー、グラタン(これもまたダメー)

さらに、肉類を食べた直後には乳製品の摂取はせず、何系のユダヤ家庭かによって乳製品を口にしても良いインターバルは異なりますが、一般的には3-6時間待たなければなりません。なので、ステーキを食べた後、デザートにミルク入りの珈琲やバター&ミルク、クリームが原料に含まれているクッキーやケーキなどはタブー。替わりに原料が豆乳などの代用ミルクやバター抜きのクッキー、卵白で作られたホイップクリームのケーキ(これがまたコッテコテのアマアマ)などを食べます。

その他、基本的にカシェルで禁止されている食品には、豚やウサギなどひづめが割れておらず、胃が反芻しないもの。鱗とヒレのないもの(:えび類、イカ類、貝類、うに、なまこ、うなぎ、穴子、サメ(ふかひれもね)、カニ、すっぽんなど)。また、へび&とかげなどの地を這うもの、ある種のイナゴを除く昆虫類、などなど。

そして台所では、ガラス製以外のお皿(陶磁器)やナイフ・フォーク、まな板、鍋、オーブン&電子レンジなどのキッチン用品も、それぞれ乳製品用とお肉用に分かれていて、別々の戸棚にしまいます。シンクも上の写真のように乳製品用とお肉用に分かれ、スポンジもまちがえないようにと乳製品用はブルー、お肉用は赤と分かれているのが一般的。

と、まあ、簡単にカシェル講座してみました。
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by ck-photo | 2005-10-21 08:40 | ユダヤ雑学
書かなかったこと、その雑感。
ここ最近のニュースのまとめ。

◎ 8月の終わりにエルサレムの旧市街で起きた、若きひげもじゃんズ殺害の事件「ブスッと行こう!」の犯人容疑者が逮捕。東エルサレムのアラブ系住民らしい。とりあえず亡くなった若きユダヤの男性の関係者にとってはよい知らせ。こういった事件はなくなってほしい。
 
◎ 先日に起きた北海道沖でのイスラエル国籍の船の当て逃げ事件。船長も「そんな事実は知らないよ」とすっとぼけてみたらしい。ああ~、もう。だからイスラエルは嫌われる典型的事件。なにがなんでもまずは自己防衛なイスラエル人的対応。そう、こういういい加減なことをするからさらにイスラエルは嫌われる。イスラエルのメンタリティーの悪い部分がどーんっと出た。

◎ 今週の新聞で「ハマース、ヨーロッパのジャーナリスト二人を誘拐」と言う見出しを見て、でもその記事自体は「またか・・・」と読まずに飛ばす。これでも「和平」を望む組織団体?なんて、チャンチャラおかしいのです。その他の問題も当然のことながら、ハマースが悪事をやめない限り、パレスチナの独立と和平への一歩などありえない、と世界が気づかない限りはどうしようもない。

◎ そしてそして、パレスチナ自治区でのパレスチナ人死亡率よりも、IFDとのイザコザよりも自治区内での同胞による誘拐などでの死亡率のほうが上回っていると。これが正しい情報であれば、彼ら、狂ってます・・・。

◎ ひげもじゃんのヘブライ大学の教授が「ゲームの達人」じゃなかった、「ゲーム理論」でノーベル賞を受賞。いいんでないの~。が、やっぱり「ふんっ!ユダヤ人だからね、頭良くて当然じゃない!」なんて、またまたヘンテコリンなゴシップが聞こえてきそう。ええやんか、たまには素直に受け止めれば?今夜のテレビでは、そのゲーム理論「ナッシュ均衡」のジョン・ナッシュ(1994年ノーベル賞受賞)の「ビューティフル・マインド」を放送。あれ?先週も放送しなかったっけ?

◎ ヨム・キプールにあたり、シナゴーグなどへの警戒が懸念、政府の出した「危険度」が非常に高くなっていた。祈る人を狙うというのは1973年のヨム・キプール戦争もしかりか。そしてスコットの祭り(仮庵の祭り)の間も警戒が必要と。あー、ワタシ、その間、テルアヴィヴの方面で仕事があるんですけど・・・。断るべき?でももうOKと言ってしまったじゃないか・・・。去年にシナイ半島のテロで亡くなった友人を思い出す。

◎ そして、ヨム・キプールにあたり、通りを走っていた車にひげもじゃんズが投石。けが人が出る。おいおいおっ。えーっと、シャバットを守らない車にも投石するひげもじゃんズたちよ、君たちの従うハラハ(規則)では、それはしてはいけない事だぞよ。先日は、エルサレムに新しく出来た観光客用のダブルデッカーパスにも「慎み深い服装ではないから」と、彼らの居住区の近くを通ったバスの観光客に石を投げたらしい。いきなりバスの露出した女性たちを見る羽目になったひげもじゃんズも驚いただろうけど、それ以上に観光客はさぞびっくりしたことだろう。うーん、確かに最近のファッションは必要以上に露出しているけど、なんでそういう行為になってしまうのだろうか。

こういったことが起こると、左派、または反宗教的な世俗イスラエル人に「だからひげもじゃのヤツラは!」と言われるのですよ。そしてバス会社のほうも、そこを通ることはわかっているのだから、事前に乗客にその旨を伝えるかケープを渡すなどの配慮があってもいいのでは?

エルサレムに引っ越したばかりの頃、彼らの居住区であるメア・シェアリムとの境界線がはっきりとわからずに、ノースリーブのワンピースでバス停に立っていた。すると、向かいのイェシヴァ(正統派の宗教学校)の子供たちに、塀越しに石を投げつけられたのを思い出した。その当時はどこからどうして石が飛んでくるのかわからず、ひえ~なんじゃこりゃ?と、通りかかったタクシーの運ちゃんが「ちょっと、あんた!ここ、メア・シェアリムだよ!ほらほら、乗んなさい!」と助けてくれて、ああ、そういうことかと。

が、しかーし、自分たちの教えにそぐわない人たちに石を投げることを年端も行かない子供に教える教育って何だろう、とかなり疑問が残った。そこにはラビもいたはずだからね。そして、この疑問は、一部のひげもじゃんに対して今でも持ち続けていること。

◎ 今週の交通事故による死亡者が15人ほど。こんな小さな国なのに。まったく、交通事故の非常に多い国であーる。なので、車は運転したくないのです。
 

なんかこう、ニュースって、暗いわ。
明るい楽しいニュースがあってもいいじゃないか!
いつからニュースってこうなったんでしょうね。
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by ck-photo | 2005-10-16 18:49 | 混沌の文化
わたしをゆるしたまへ。ヨム・キプールです。チキン・スープです。
さーてと、さてと。
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ユダヤのお正月を迎えてから、すでに早10日目を迎えるエルサレム。日が沈んだ後と明け方はすっかり寒くなりつつあります。ああ、やっぱり夏は終わりつつあるんだなあ。

ユダヤのお正月からの10日間。おそらくユダヤの人にとっては一番大切な日かも。ヨム・キプールなのですよ、ヨム・キプール。「贖いの日」ですにゃ。いやぁね、長い説明がもうめんどくさいのよ、この頃。なので、小難しい話は飛ばしまして簡単にね。

ユダヤの一日がはじまる日没後、今日の夕日が沈んでから、明日の夕日が沈むまでの24時間、

水の一滴もだめ~。
仕事もだめ~。
テレビも料理もだめ~。
車の運転もだめ~。
性行為もだめ~。
カミサマと向かいあう日でございます~。

なので、ほとんどのアクティビティーは禁止、当然のことながら、バスも電車もタクシーも止まりますし、店も空港も何もかも閉まり、とにかく国中がストップ。


15年ほど昔、まだワタクシが、カヨワキ若きお嬢ちゃんだったころ。初めて体験したヨムキプールの日。いやいや、当時はヨム・キプールが何たるかをよく知らなかった。その日の夕方4時ごろに、ホロンという街からテルアヴィヴに友達のところへ遊びに行ったのですが、ちょうど最終のバスに素通りされて、「まあいいや~、タクシーでも拾おっと!」 なーんて、のんきに大通りを行けど行けど、それに反比例して車がどんどん少なくなっていく。うーん、困ったなあ、・・・あら、いやー、どうしよう?!・・・車なんてもうどこにも走ってない!

歩いてテルアヴィヴまで行くには、二時間ほどかかりそう・・・んんん?おっ、背後から車の走ってくる気配が!さっと振り向いて手を振る。

「おじさーん!!!おじさーん!!しゃろ~む!」
「こんな時間にまだウロウロしているなんて、君、ささっ、乗りなさい、乗りなさい!ほら、急いで!もうこの後になったら車なんで来ないよ!」

ありがたいことに、そのやさしい見知らぬ中年のおじ様のおかげで、ほっ。ところがどっこい、テルアヴィヴの入り口に差し掛かったあたりで、おじ様。

「じゃ、僕はこっち、君の行き先とはちゃいまっさかいに」

と、さいなら~。ああ、しょうがないなあ、ここからはひたすら歩くか・・・。30分ほど歩いているうちに日が暮れて、もう通りには誰もいないし車も走っては来ない。

なんとか歩きついた、すっかり暗くなったテルアヴィヴの目抜き通りでは、ワ~!っと子供たちが遊んでいる。まさに歩行者天国。でも音楽も何にもないから、お祭りという感じでもないし、なんだかまるで大人のいなくなった後の世界のような。

そうこうして、どうにかたどり着いた友人宅。

「・・・おなかすいた~」
「ん?だめだめ!もうヨム・キプールがはじまったから、食べ物のにおいなんてさせてみろ!隣近所のうるさいおばちゃんらに、なんて言われるかわかったもんじゃないよ!」

その友人はまったくの世俗の人でしたが、ヨム・キプールだけは守るのだと。

「んじゃ、テレビ見てもいい?」
「あ~、だめ!どっちにしても何にも放送してないよ」

あら~、そうなのね?とその夜はすることもなく、ひもじさにおなかクークー。その次の日のことは全く覚えてないので、ひょっとしたらどうにかして、こっそりと何か食べたのかもしれません。


そして数年前のヨム・キプールが近づいたある日、エルサレムの自宅からいつものようにウクライナ出身のユダヤの友人S嬢に電話をしました。ところが、なんだか彼女の様子がおかしい・・・。



C「どうしたの?」

S嬢「・・・・あんたさ、あたしに何か言うことないの?!」

C「はっ?」

S嬢「・・・・そう。じゃ、あんたとは何も話すことはないから!」



がちゃっ。切られましたよ、電話を。
はいーっ????
なんだったんだ???とわけもわからずに、ヨム・キプールも過ぎてからS嬢から電話が・・・。



S嬢「あんたね、一体何年イスラエルに住んでんの?」

C「うーんっと、X年ほどっ」

S嬢「で、あんた、宗教になんて興味ないユダヤ人の私より
ユダヤ教について詳しいわよね。
それなのに、ヨム・キプールの前に私に言うことがなかったの?!」

C「はいー???何言ってんのかさっぱりわからないんですけどー?」

S嬢「えっ???」

C「はっ?」

S嬢「あんた、もしかして・・・知らないの?」

C「な、な、なにを???」

S嬢「ヨム・キプールの前にはねぇ、
親しい人に去年の至らなかったことについて話し合って、
ごめんなさいって言うもんなのよ!!」



・・・・知りませんでした、まったく。
だったらこの前の電話の時に、そう言ってくれればいいものを・・・、ね。

彼女やテルアヴィヴの友人のように、宗教を日常的に気にかけていない人たちの多くも、ヨム・キプールは特別な日のようです。ヨム・キプールには、一日中シナゴーグでの長い長い祈りに出席し、去年の全ての行いを思い返し改めます。

ユダヤのお正月からヨム・キプールまでの10日間、こうして自分の行いを振り返り、心から反省する機会があるのはとてもよいことだなぁと。だって、すぐに人は思い上がってしまったり、他人への心使いを忘れてしまったり、いい加減にしてしまったり、自分に嘘をついたりと。日々の生活では気づかないけれど、ふと立ち止まってみると、自分のいろんなことって見えてくる。だから一年に一度であっても、自らを見つめ、どこが間違っていたのか反省する。そんな謙虚さを取り戻すのは、とても大切なことじゃないかなあ。でしょ?

ということで、このブログがはじまって以来、アンポンタンな私が気づかず「むか~っ!」と思われたことも、多々あったはずです。今年はそのようなことが、去年よりも少なくなるように心がけますので(反省してんのかな~?ほんとに)、よろしくお願いいたします。って、来年も同じことを言ってたりして。いやいや、そんなことはありませんよ~。いや、・・・ないはず。

ヨム・キプールはユダヤの行事の中でも、唯一、ママンが晩餐などの準備に悩まされることのない日。がしか~し、ヨム・キプールの前にはちきんす~ぷがお鍋にコトコトと。断食の後はスープから、でございます。それは一年前に書いたこちら「ママのチキンスープとハティマ・トヴァ」(レシピつき!)をどうぞ~。

ちなみに、エルサレムのひげもじゃんな街、メアシェアリムなどでは、ニワトリさんに己の罪を着せて、首チョッパ。そのへん「チ」だらけ。成仏してくれよ~。



メモ:ヨム・キプール(東京イスラエル大使館のウェブより)

(贖罪の日)はロシュ・ハシャーナから8日後で、各人が罪を清めるための贖罪の日、聖なる審判の日、かつ「自戒」の日(レビ記23:27)である。聖書で命じられている唯一の断食日で、自分の行動の誤りを数え上げ、犯した罪をしっかりと見据える。この日、ユダヤ人は、人が神に行った罪の赦しを乞い、また知人に対して行った罪ある行動を正そうとする。ヨム・キプールには、長い祈りが続く礼拝に出ること、25時間余の断食を実行することが主な戒律であるが、宗教心の薄い人たちもこの戒律だけは守る人が多い。ヨム・キプールの厳かさは、ローシュ・ハシャナを初めその他の祭日とは格段の差である。この日の25時間、国全体の機能が完全に停止してしまう。娯楽施設は閉鎖され、テレビもラジオも放送を中止しニュースさえ流さない、公共交通機関はストップし、道路も完全に封鎖される。1993年のこの日、エジプトとシリアがイスラエルに奇襲をかけてきた。この戦争の記憶がヨム・キプールを一層重みある日にしている。
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by ck-photo | 2005-10-12 06:14 | ユダヤの暦
月を眺めて 星を数えて
さて、ユダヤの新年も明けまして、何かが変わったかというと、いんや~、口の中が甘ったるいのなんのって。ハチミツも甘いケーキもクッキーも来年の新年まで見たくないわ~という以外、何もカワットリャセン、って感じですが、久しぶりにキッチンの戸棚の奥に忘れ去られていた昆布茶をいとおしく飲み干しました。

月曜の晩、初月の出からはじまった二日間のお正月。そして明日はもうすでに金曜日ですから、ああ、今週は「あっ!」という間に安息日に突入。お正月の火曜日と水曜日の二日間、イスラームな東エルサレムを除くエルサレム中のお店も何もかも閉まり、通りを走る車もいませんでした。見かけたのはきちんと身支度を整えてシナゴーグへ祈りに出かける人たちぐらい。何と静かな二日間。が、その代わりに自宅のまわりあちこちからプププププー、ププププとショファーが聞こえていました。これもこの砂漠の季節の風物詩でしょうか。

ユダヤのお正月が2日間あるそのワケ。ユダヤの一日は日没とともにはじまりますが、カレンダーがまだなかった大昔、どうやってユダヤの人々が日を確認したかというと、旧約の出エジプト記に書かれているように新月を数えることでした。新しい月は二人の証人によって確認され、その日が月の一日目となりました。そしてそれを火を炊いたり馬に乗って隣の村々へと伝えられたのですが、月の一日目は遠くの村にその連絡が届いた頃には夜が明けてしまうことなどもあったので、そこでお正月を二日に渡って守ることで誰もが間違いなく新年を過ごすことができるようになりました。月を見つけて日付を知る、安息日のはじまりは日が沈む時、そして空に瞬く星を3つ数えて安息日が終わる。遥か昔はなんともロマンチックだなあ。

ロマンチックといえば、シナゴーグ。おお、いきなり強引なこの引っ張りはなんでや?と思われるでしょうが、ハイ、その通り、強引に引っ張りました。で、うちの近所はシナゴーグだらけ。シリアのアレッポのシナゴーグ、おっフランスのシナゴーグ、イタリアのシナゴーグ、アッメリカ~ンなシナゴーグ、シナゴーグファンにはたまらんな~な地域で、内装もそれぞれ濃ゆいものから、ヨーロピアーンなゴージャス系まで色々。

たいていの正統派のシナゴーグは一階が男性用、一階を見下ろせるような作りの二階が女性用。これはフェミニストの間では男尊女卑だ!という方もいますが、すけべえな男性諸君が祈りの最中に美し~い女性に気が散らないように、そして伝統的には女性はあまりシナゴーグには行かなかったので、二階に女性の席を作るのは合理的な面も合わせてのことでしょう。
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by ck-photo | 2005-10-06 06:36 | ユダヤの暦
説明のできない光
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@the old city, jerusalem

2004年のことですが、エルサレムの旧市街で撮った一枚。
エチオピア正教の教会とエジプトのコプト教会の合間にて。

ユダヤの男性とその後ろの十字架の彫られた石柱。
なんでしょうねえ・・・、この光り方。

もちろん、実際にはこんなに光ってはおりませんでした。

以前、聖墳墓教会に行ったときも、シスターの祈る姿の前にあったキリストの絵が異常に光っていた一枚がありました。

摩訶不思議。
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by ck-photo | 2005-10-03 14:11 | 混沌の文化
ワタクシも・・・
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@the old city, Jerusalem

争いなど望みませぬ。
だから黙って、ムスリムの店先でこうして売られておりまする。
これもこの世の和平につながるのでしょうぞ。

ck-photo・・・いやいや、マリア殿、あなたは単に彼らのポケットを肥やしているだけでございます。

あれそんな・・・、ちと現実的過ぎませぬか、あなたというお方は。
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by ck-photo | 2005-10-03 13:52 | 混沌の文化