カテゴリ:中東の食卓+α( 76 )
マカロンではないけれど
ちまたではマカロンが流行っているようですが、実はマカロンって先日まで聞いたことなかった。なんだかもちゃもちゃするクッキーはエルサレムに来てから一度だけ食べて、ナンじゃこりゃ?だったのでそれがマカロンだったのかは謎。

そんでもって、今夜、お散歩がてらに新市街の深夜過ぎまで開いているお菓子屋さん&カフェに行ってきました。普通、お菓子と言えばバターの甘い風味ですよね。でもイスラエルのお菓子全般なのですがあのバターの風味にかけるんですよ。コーシャーの規定があったり、バター自体にコクがないのと色々な理由で、イスラエルのお菓子、やっぱり欧米や日本のお菓子には勝てませんね。

e0009669_2025834.jpgメレンゲ~♪とっても好きなお菓子ですが、甘すぎるので食べるのは一年に一回ぐらいでしょうか。あ、焼きメレンゲと言うのですね、これ。フランスのユダヤのマダ~ムは焼きメレンゲがお好きだそうですが、エルサレムでもみんな好きですね。これって、ユダヤのお菓子と言うわけでもなさそうですけどね。色はピンクと白、たまにクリーム色もあり。


e0009669_20254070.jpgこれはなんだか知らないけど大き目のナッツ類がゴツゴツいっぱいのビスコッティー。ピンクとグリーンのドライフルーツ(?)がいかにも中東っぽいかな。


e0009669_20261917.jpgこちらは中東コテコテお菓子。油っぽい&甘い&ハイカロリーと3拍子。真ん中のお菓子はピスタチオのパイというか、イスラム圏のお菓子やサンならどこでもある甘い甘いシロップ付け。


e0009669_20264970.jpgエルサレムの代表的なクッキー。ぶあつ~いクッキーにいちご(らしき)ジャムが挟まれていて、一つ食べるとオナカイッパイ。紅茶にとってもよくあいます。でも大きな口をあけないと食べられないのでデートの途中にはおすすめしませんよ。


e0009669_20275192.jpgそしてこれはルゴラ。エルサレムの国民的お菓子。黒っぽいのはチョコレートじゃなくて、芥子の実のジャムのようなもの(だと思う・・・)。大きさは5cmくらいかな。ルゴラってなんだか怪獣みたいな名前ですが、焼きあがったらアツアツのところにべったりと砂糖シロップをハケで塗りたくります。もう甘いの甘くないのって・・・。でもみなさん好きですよ。安息日の前の金曜日の午後にはおいしいルゴラのお店の前に行列ができます。


e0009669_2028284.jpgそして今夜買ったものはこれ、やっぱりメレンゲ。久しぶりに食べたくなりました。おいしかったよ。ちょっと昔お祭りで食べたカラメル焼きを思い出しました。


あ、そうそう、このお菓子屋さんですが、以前はこの場所にはSubarro(スバロ)というアメリカ系のイタリアン・ファーストフードの店がありました。現在は移転しましたが、その理由は、2001年にはじまったインティファーダで、このSubarroはコッパミジンに爆発しました。100人以上の死傷者を出し、多くのランチを楽しむ人たちが亡くなりました。その中にはイスラエル人だけではなくて、アメリカ人やヨーロッパからの留学生、観光客も含まれていました。

それからSubarroは壊れた店を建て直し、たくさんのお客さんに支えられていたのですが、残念ながら一度そういうことの起きた店はもとのようには流行りません。そして数ヶ月前にここにできたのがこのお菓子屋さん。イメージもすっかり明るく一転して、ここでたった数年前にたくさんの人が亡くなったことは、知らなければ夢にも思わないでしょう。エルサレムの場合、お菓子屋さんひとつとってみてもこういう悲しい過去がある。
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by ck-photo | 2004-12-13 20:23 | 中東の食卓+α
ユダヤママのチキンスープとハティマ・トヴァ
明日の金曜の晩には、ユダヤの一年のハイライトとも言える「ヨム・キプール」という贖罪の日がやって来ます。そろそろ空の上では各々の本も広げられて大騒ぎの頃でしょうか。

ヨム・キプールは断食の日で、このカラカラの中東で水一滴も飲まずに24時間耐え忍びます。金曜日の日没とともに安息日と同様、書くなどの「仕事」と呼べることは一切タブー。バスもタクシーもすべて止まり、暑い日中はずっとシナゴーグで祈りが行われます。この日は普段安息日などを守らず普通の生活スタイルの人も例外ではなく、まるで国中の時間の止まったようです。もちろんそうなるとまだユダヤの成人として義務のない子供たちは大はしゃぎで、車がいっさい走らず歩行者天国となった通りを駆け回ります。1973年のヨム・キプールではこの国がまったく起動しないのをいいことに、ヨム・キプール戦争が勃発しました。

さて、ユダヤの祭りや行事は常に食卓と切っても切れない深ーい関係があるのですが、ヨム・キプールでは宗教社会の人たちだけではなく、世俗の人たちでも一切料理をしないという家庭もあり、ヨム・キプール前日はユダヤのママたちは、ヨム・キプール明けの晩に食べる食事の用意に大忙しとなります。明日の金曜の午後には街中「ハティマ・トヴァ(良い審判をね)!」という言葉が飛び交い、チキンスープの香りが漂いそうです。

ヨム・キプール明けのメニュー、ナンバーワンはやはりチキンスープでしょうか。断食明けには消化しやすく水分を含んだ食べ物がいいとされ、アメリカでは「チキンスープとユダヤママ」なんてタイトルのレシピ本など出版されているほど、ユダヤママの代表料理と言えば、チキンスープ。コクがあって栄養たっぷり。風邪を引いたら、病気をしたら、はいっ、チキンスープ。日本人の繊細なおなかにはちょっときつかったりもしますが。

〜ユダヤママのチキンスープのレシピ〜

★用意するもの:

・手羽先を350~500グラムほど。
・たくさんのニンジンを角切りに。
・皮をむいたタマネギ丸ごと2個。
・ねぎとパセリの束。たくさん思い切ってね。

・スープの素(野菜スープで十分)
・ローレルの葉っぱ(数枚)
・ウォッカ(少々)

★作り方:むちゃくちゃ簡単!

大きな鍋に材料をぼんっと全部入れて、
お水は十分すぎるほどたっぷりに。

鍋を弱火にかけて、コトコトコトと1〜2時間ほど煮込む。
手羽先にフォークをさしてみて、柔らか~くほぐれそうならOK。
この時点でお鍋のスープは半分弱ぐらい。

鍋の中身を一旦スープと分けて(ざるを使って他のお鍋に移し変えるとやりやすい)、
チキンの身が冷めたら食べやすいようにほぐします。
この時に皮は剥がして捨てます。
パセリとねぎもクタクタなので捨てる。
ちなみにワタシはムニャムニャ食べちゃいますが。(笑)

ニンジンとタマネギとほぐしたチキンをスープの中に戻して、
塩で味付け、少々お砂糖を入れるとコクが出ます。
食べる前にわけぎとお好みで胡椒パッパ。
どうぞお試しあれ。
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by ck-photo | 2004-09-23 03:56 | 中東の食卓+α
ホムス!
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北へ行く猫さんのモロッコ風ひよこ豆のスープからTBです。

中東では欠かせない食べ物、ホムス。
茹でたひよこ豆に練りゴマ、ガーリック、お水少々、レモンをしぼってミキサーでペースト状に。

お皿に盛り付けて、残りの茹でたひよこ豆を真ん中に。 
オリーブオイル、パプリカをサササッと振りかけて召しあがれ~。
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by ck-photo | 2004-09-03 10:05 | 中東の食卓+α
アボガドとカッテージチーズ
e0009669_3403089.jpgカッテージチーズ続きで、アボガドにもよいしょっと。これがまたクリーミーでグー。イスラエルではアボガドは市場でも割合安く手に入り、庭にアボガドの木があったり、ピタパンに塗ったりとポピュラーな野菜。

半分に切ったアボガドの種を出し、そこにカッテージチーズを。スプーンで食べます。かんたんで美味しく栄養もよし。ダイエットしている方にはハイカロリー過ぎるかも?
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by ck-photo | 2004-08-06 03:39 | 中東の食卓+α
2万3000年前のパン
小麦をすりつぶして水を混ぜて焼き上げるという、パン作りの最古の遺跡がイスラエルで発見!年代測定で約2万3000年前の遺跡。

米スミソニアン協会自然史博物館のドロレス・ピペルノ博士ら研究チームは、イスラエル北東部のガリラヤ湖西岸で小麦をすりつぶした石器や生地を焼いた炉などを発掘し、顕微鏡では野生の大麦や小麦のでんぷんの粒が石器に見られると英科学誌ネイチャーの最新号に発表した。


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by ck-photo | 2004-08-06 01:25 | 中東の食卓+α
~簡単・おいしい・中東カバブのレシピ~
分量はすべて適当ですので、ハンバーグとほぼ同じだと思って、お好みで加減してみてください。あくまでもメインはお肉ですので、その他のものは少なめに。

<用意するもの>
カバブ:
・牛肉ミンチ(本来は羊肉だけど、国によっては牛肉で作るところもあり)
・タマネギのみじん切り(少々)
・パセリ(またはコリアンダー)のみじん切り
・塩(少々)
・コショウ(少々)
・クミン(ほんの雰囲気が出るくらいの量。やっぱり、少々。)
(ツナギの卵は入れても入れなくてもOK。エルサレムでは入れません。)

タヒニソース:
・白練りゴマ
・レモン
・水(少々)
・塩
・おろしガーリック(パウダーでもOK)
(・あれば赤パプリカの粉)

カバブの材料とスパイスをボールに入れてよく混ぜます。お肉が手にくっつかないように、手のひらに油か水をぬり、カバブを棒状に整えます。本来ならば、鉄の平べったい串のまわりにくっつけて炭焼きするのですが、日本には串が売ってないかな。これをお魚グリルで焼いてしまいましょう。もちろんフライパンでもいいですけど。小~中火で、適当にころがして中まで火が通るまで焼いてください。いい香りですよ。
ねっ、簡単です。

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そして、タヒニソース。
練りゴマを大さじ、または普通のスープのスプーン2~3杯をボールに入れて、とろ~っとクリーム状になるまでレモンを絞ります。あまりすっぱいのが好きじゃない場合はちょっとお水を足して。はじめは水分と油なので混ざりにくいですけどね。そこにおろしガーリックと塩を加えて味を調えます。仕上げに、あれば赤パプリカの粉をササッと降ってできあがり!このタヒニソース、ピタパンや普通のパンに付けたり、サラダのドレッシングにあわせたり、いろいろ応用できて便利です。これをアツアツのカバブにかけて召し上がれ。
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by ck-photo | 2004-06-10 03:13 | 中東の食卓+α