カテゴリ:中東の食卓+α( 76 )
おばけなすび
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先日、マハネ・イェフダ市場で見かけたおばけなすび。

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お父ちゃんと息子の横顔が、これまたそっくり・・・。


マハネ・イェフダはイスラエルでも古いゆだやの市場ですが、
八百屋などはこの親子のお店のように、あらぶのお店もたくさんあります。

住人には、あらぶの店からは一切何も買わない人もいれば、
取り立て気にもしない人もいます。

理由はそれぞれにちがいますが、
たとえば、家族の誰かが東エルサレムのあらぶ住人にコロサレタリと、
政治的なことであったり、それに絡んだ感情的なことであったり、いろいろ。
それらは簡単に他者が批判できるものでもないでしょう。

大きなあらぶの市場もダマスカス門にありますが、
あらぶの人たちも時々このマハネ・イェフダ市場で買い物をします。

ゆだやとあらぶ、難しいけれど決して共存できないわけではない。
ひずぼらもオルメルト首相さんも、一体ればのんに何をしているのでしょう。
他国の処置ナシひずぼらはさておき、この国の首相が彼ということと、その内閣。
まったくどれだけ死者を出せばよいのでしょうか。
この国だけでもすでに50人もの命が無駄に失われました。
ればのんでは400人(市民)を超しているでしょう。


先日、テルアヴィヴへ仕事に行く途中のバスは、いつものように兵士でいっぱいでした。
私の隣に座っていたのはまだハタチほどの兵士クンで、
縁起でもないですが、ひょとすると次は彼でも不思議はない、
と、ふと自動的にアタマをよぎるわけです。
政府はなんでも、予備兵士を150人ほど召集したそうですが、
まったくいい加減にしてほしいところです。

ということで、なすびの話題だったんですよね・・・、なすびの。

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by ck-photo | 2006-07-31 22:30 | 中東の食卓+α
酢マンゴーのココナッツ・スープ
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ほぼ二週間ほど前に仕込んだこのマンゴー&酢。
成熟した暁には、おいしいサワドリとなる予定でした。
が、なぜか見事に失敗。
さて、こんなにたくさんの酢、どうしたものか。

冷蔵庫を見ると、
たまたま作っておいたチキンスープ。
手羽さき、カブ、にんじん、たまねぎ、ネギ、セロリ。

が、これではいつものチキンスープ。

そこで、あまっていたココナッツミルクを入れて・・・、
んー、いい感じやね。

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・・・そうや!酢マンゴー・・・?
スプーン一杯。
タイ風ココナッツ・チキンスープの出来上がり!

ついでに、寒天にかける三杯酢にも使ってみました。
これも美味しい!

華麗に美味しく変身した酢マンゴー。
失敗は成功の母なり。ごっつぉさん。

残った酢漬けマンゴーは、チャツネにするといいとのおやびんのアドバイス。
おやびん、おいしい酢をどうもありがとう。わははっ。


(ちなみに下のアンケートの感想はまた日曜日にでも~。)
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by ck-photo | 2006-07-28 22:57 | 中東の食卓+α
「Agar Agar」な寒天ブーム
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タンタラチャラララ~ランランラ~♪
みなさま
「今日の料理」
の時間でございます。

本日の材料は:

万能ネギ、セロリ、きゅうり、トマト(彩り用)、
鶏胸肉(またはささ身)、卵白(灰汁取り用)、
チキンスープの素、水、寒天
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これを見て、「冷たいスープかしらん?」と思った方、ふふふっ、まだまだですな。

① 鶏肉、溶いた卵白、水をなべに入れて、鶏肉は茹で上がったらなべから取り出します。
② 漉した煮汁(卵白抜きにして、普通に灰汁取りだけでもOK)に、チキンスープの素と寒天を入れ、寒天が溶けるまでスープを煮ます。味もこのときに適当に整えてね~。
③ 火から降ろす前に、残っている卵黄をスープに入れて、さっと火を通します。

④ バンバンジーを作るときのように、冷ました鶏肉を指で割きます。
きゅうりとセロリを細切りに(できるだけ細いのがよいよ)。ネギはみじん切りのほうが食べやすいかも。

⑤ ガラスのボールにチキンスープを卵黄ごと移して、
セロリ、ネギ、きゅうり、細かく切ったトマト、鶏肉、と入れてゆきます。
(とうぜん、私は入れる順序をまちがえて逆行しております、はい)
⑥ 固まるまで冷蔵庫でおやすみ~。30分~1時間もあれば冷た~くなってくれます。
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ボールを逆さまにして、ほいっ。お皿の上に~。
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卵もいい感じ。半熟ぐらいでもとろ~り、冷たくてグー。
セロリがシャリシャリッ、レモンをギューッと絞って爽やか~。
マイブームの寒天寄せ、お昼に作っておいて、夜食べました。

やっぱり夏は寒天がいいですね。
しかも寒天ダイエットなんてのもあるそうだから、やせそうな気が・・・。
はい、気だけかもしれません。

このところ毎日のように、寒天を冷蔵庫に。
時には細長く切って三杯酢でトコロテン。
桃缶とココナッツミルクでデザートに。

先日は、ある方から送っていただいた白玉粉で白玉と一緒に。
これに抹茶アイスでもあれば、祇園の角の都路利、なーんちゃって。
エルサレムで甘味屋さんごっこ、おいしかったよ!
ひずぼらも、エルサレムで白玉寒天を食べているオンナがいるとは思うまい。
(だからどうしたってこともないんですが・・・)

エルサレムでも、売ってます、寒天。
ナチュラルフードのお店や、アジア食品店に。
英語名は「Agar Agar(アガーアガー)」

こちらで売っているものは、フィリピン産。
色は普通の無色と、思いっきり食べたくない緑と赤!
でもやはり「寒天ライト」という感じで、日本産のものとの満腹感がちがいますね。

いやー、なんにしろ、なんで今まで気づかなかったんでしょうね。
青春時代を返してくれ~!!って感じですワ、ほんま。



e0009669_712872.jpgそして、オチはこれ。


おやびん、やあちこちで見かけるサワドリ

一週間以上前に、なんとかマンゴーで仕込んでみました。

が・・・・。

分量をまちがえたのか、この期に及んでも、酢なんですね~、これが。
水で割ってレモンを入れて飲んでみるも、ちょっと甘い、酢マンゴー&レモン。
「いいや、おいしいはずだ!」とコップ一杯飲んだら、なんだか気分が悪くなってしまいました。



もういいわい、料理に使ってやる~。
ってこんなにたくさん・・・・。
トコロテンにかけたらおいしいやろか・・・???
それとも寒天寄せにしてみる???

おやびん:「はい、ちかりん、サワドリ倶楽部、落ちコボレ部員確定。」
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by ck-photo | 2006-07-25 07:35 | 中東の食卓+α
エルサレムのニューヨーク
時々、ムショーに食べたくなるベーグル。
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もう10年以上も前の第1次NY時代には、
学校の近くのベーグル屋さんでお昼を食べたり、懐かしい思い出。

エルサレムの新市街にある「ホーリーベーグル」。
5つほどのミニテーブルが並んでいる小さなお店ですが、
しっかりとした食感がエルサレムではいちばんおいしい!
テル・アヴィヴなどで食べたベーグルの中でも、
ここがいちばんおいしい!

ということは、この国でいちばんかも?
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一昨日、旧市街へ行く途中のブランチには、
オニオンベーグルに、ねぎの入ったクリームチーズに、アルファルファ、スモークサーモンのパテ。
モグモグモグモグ・・・、半分は後でおやつにでも食べようと思いつつも、
新聞を読みながらペロリ。ああ~・・・、やってしまった、大食らい。
お値段は18シェケルなり。
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おばあちゃんにおじいちゃん、若い学生風に、と、
入ってくるお客さんの95%はアメリカーン。
アクセントから、おそらくは元ニューヨーカーたち。

エルサレムにしてはえらくおしゃれなおばあちゃんが
カウンターの高校生ぐらいの若い店員のオニイサンに、早口のNY訛りの英語で注文。

「コォーフィー(コーヒー)はむちゃくちゃホットにしてちょうだい!そう、あなたくらいアツアツのホットにね!」

いったい何を言われたのか、若い店員のオニイサンはぽか~ん。
一瞬の沈黙のあと、ワタシともう一人のお客さんとで、
おばあちゃんのそのユーモアというか、いつまでたったもオンナはオンナだなあと、
大笑いしてしまいました。

エルサレムにいながら、どことなくNYを感じられる場所。
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by ck-photo | 2006-07-23 05:12 | 中東の食卓+α
ポテト・ラトケスと赤ラディッシュのサラダ

おなかがすいた~。

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代表的なゆだやの一品、・・・・といっても思いっきりインスタント。
袋に入っている乾燥したじゃがいもの粉をボールにあけて、卵とお水でまぜまぜ。
5~10分ほど寝かして、コロッケの要領でコネコネ。
大目の油で揚げるようにして焼きます。
ツナやたまねぎ、ねぎ、バジルを刻んで入れるとまたおいし。
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ちょっと塩気が強すぎやね~・・、とか言いつつも、ホクホクホク。
揚げたてをついつい食べ過ぎちゃうのがこまったもんじゃが~。

でもやっぱりこれだけじゃ、体に悪そう。
しか~し、こうも暑いとなかなか食べたいものも思いつかず、冷蔵庫をガサゴソ。
みーっつけた!大きな赤カブさん。
さっそくよいしょっと、大きな赤カブのサラダ。

カブは薄く切って、塩もみもみしたあとに水気を切って、レモンとはちみつドレッシング。
レモンの皮と万能ねぎを刻んでアクセントに。ゆずでもおいしそう。

先日作っておいたオリーブのレモン漬け。
オリーブはレモンを切ってぽんぽんぽんと。パセリも忘れずに~。

すっぱ~!でもすっきりおいしいカンタン地中海ごはん。
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by ck-photo | 2006-07-10 18:38 | 中東の食卓+α
1947年創業の味
久しぶりに仕事が早く終わったので、こんな時間にアップできました。
最近、朝のバスを一本遅らせてみました。

一時間半のバスの中、流れてくるのはクラシック音楽。

いつもは中東ど演歌ミズラヒ音楽バリバリのエゲッド(イスラエルで一番大手のバス会社)のバスで、クラシックがかかるなんて、「メシアが来るのももうすぐそこかもしれません」と、黒ひげもなユダヤの人たちなら言うだろうなあ~。

普段はボーっとする時間もないので、この朝の一時間半のクラシックコンサート、いいメディテーションになります。ラアナナに着くころにはすっかりバスを降りるのも渋ってしまい、このまま心地よいほどに冷房の効いたバスから、ずうっと外の焼けついた景色を無声映画のように見ていたいと思ってしまいます。

さて、メディテーションも仕事もよいけれど、食べることもね。
帰り際に寄った自宅近所のファラフェルのお店。

むちゃくちゃローカルな店ですが、建国間際の1947年創業、イスラエルでも有名なお店です。やっぱりね、地元の店は下手にお洒落にするよりも、こんなたこ焼き屋的庶民的なほうがいいな。(むちゃくちゃ西日が強くて白く飛んでますが・・・)
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で、袋の中から出てきたよ・・・クリック!
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by ck-photo | 2006-06-28 01:36 | 中東の食卓+α
Chulent ・豆シチューな金曜日
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アシュケナジー系ではチュレント、
スファラディー系ではハミムといって、
安息日には料理をしないユダヤの食卓にかかせない一品。

それぞれの家庭のママの味。
お肉の入ったもの、入っていないもの。
金曜日から土曜の昼までじっくりと触らずに
電機コンロにかけたまま煮込みます。


作り方はカレーとほぼ同じです。

みじん切りのたまねぎを深い圧手の鍋で炒めて
そこにバーリー(大麦)を入れてもう少し炒める。

パースニップ&じゃがいも&にんじん角切り
パセリのみじん切り、お豆3種を缶の汁ごと入れて
具のアタマまで浸るように水を足す。

砂糖(大さじ一杯ほど)、塩、スープの素てきとう。
丸い黒コショウの実をそのままぽんぽん。
ちょっと隠し味にチリ・ペパーもね。


普通のおうちじゃ24時間はさすがに無理だろうけど、
缶のお豆なら2時間ほど煮詰めるだけでもOK。
一緒にゆで卵を入れるとボリューム満天。


それだけー。
ベジタリアン・チュレントのできあがり♪


お肉の好きな方は、
シチュー&カレー用のビーフやすじ肉を入れてもおいしいよ。

あ、ワタシのばあい、りんごをひとつ入れますー。
まろやかでグー。

これ、冬に教えてよって?あは~。
コトコトとストーブにかけておくといいね。


ちなみにI君(お嫁さん募集中)は清く正しく気合入ってますので、
お豆もちゃんと缶でないものを一晩ふやかして作りますが、
ワタシはぐーたらインチキですので。ふふふ。


追記:あみかさんのおもしろいスペイン異文化ブログに、豆料理とスペインの人の手を洗う習慣が載っています。
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by ck-photo | 2006-05-12 23:49 | 中東の食卓+α
ちらし寿司、京おんなの復讐
ん、もー、くやしー!いっつもいっつも、がっつーん!と一撃を食わされ続け、ついに京おんな、復讐を誓いました。「打倒!神戸のおやびん!」・・・・ぷっ。なんて、冗談ですが、おやびん宅、いつもあんまりにもツボをついた食卓に猫三昧でステキすぎます。

ってことで、京おんな、神戸なんぞには負けてられまへん。

和食&アジアのごはんが簡単に口にできる方々には「それがどーしてん?」なものですが、ふーんっだ。昨日の夜中、どうしても食べたくなって作っちゃったもんねー、ちらし寿司!・・・おやびんのおいしそーな冷麺「中華冷麺の季節」には勝てまへんが・・・。って、情けなや、すでに負けてる。

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いくらはお酒につけよーと思ったら、あらら、切れてました。で、こちとらエルサレム、「じゃ、ちょっと角のコンビニまでー」というわけにもいかず、台所に残っていたちょっと甘めのユダヤな赤ワインで試してみました。お、ちょっと欧風いくら。なかなかイケマス。で、スモークサーモンと、お味はすっかりバッテラなユダヤな酢漬けのニシン、と久しぶりに奮発しましたわよ。

エルサレムでなんちゃってちらし寿司、ごちそうさまでしたー。で、夜中にこんなカロリー高そうなものを作らせてくれたおやびん、怨むわよ。おりょ?・・・復讐だったはずなのに・・・・。
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by ck-photo | 2006-05-11 22:06 | 中東の食卓+α
食中り、またしても。
さっそくですが、中東に帰国早々、食中り。なんなんでしょうねー。

昨日、一ヶ月放置されていた冷蔵庫を恐る恐る覗いたら、ビニール袋に入ったトマトちゃん3つ、にんじんさん1つ、たまねぎさん2つ、それからじゃがいもさん2つが、おおー・・・・。なんやこれ???


一ヶ月前と変わらず、新鮮なまんま。すごいぞ、イスラエル。


にんじんさんもたまねぎさんもじゃがいもさんも、一向に芽が出てない。シワシワにもなってへん・・・。それって・・・、うち、一体何食べてんのん???

そこでお天気も真夏日。暑いなあエルサレム。マハネ・イェフダ市場へ出かけて、野菜少々、七面鳥のハム、スモークサーモン、お米、ピタパン10枚、を入手してまいりましてん。冷蔵庫の野菜さんも、市場で買ったものだから結局は同じものなんですけど、気持ち的にはちとましかなと。

で、なぜか、またまた即効、食中りました。

ちゃんと手も洗って調理したんですけど。いつものようにウィルスなのか、なんなのかわかりませんが、も~、思いっきり「Welcome to Israel」。恐るべし、イスラエル。雑菌ウヨウヨ。


ということで、昨日からヘロヘロ状態。レス、遅れてまふ。気分直しにしばらくはこちらで海でも見てね。
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by ck-photo | 2006-05-04 00:54 | 中東の食卓+α
焼きたてのパンのぬくもり
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昨日の夜、シギーから電話があった。

「10時半にツィオン広場で待ってて!」

夜の10時半、言われるがままにツィオン広場に行くと
安息日前の夜とあって賑やかだった。
なんや、木屋町みたいやなあ、なんて見ていると、
向こうからシギーがうれしそうに駆け寄ってきた。

「シギー!」
「CK~!」

「で、シギー、頭痛、治ったん?」
「うん、痛み止め飲んだし」
「よかったね。で、どうしたん?」

「お誕生日おめでとう!パン焼いたよ、プレゼント!」

その日の午後、スピーチ・セラピストのシギーは頭痛がして、
クリニックを早退してきた。
それからわざわざ痛み止めを飲んで、パンを焼いてくれた。
この前、彼女の作るパンを食べたいなあって話したから。

ありがとう。
これからも友でいてね。

それからカフェで二時間ほどおしゃべりをしてから帰宅すると、
NYのI君から電話があった。

「オタンジョビ、オメデト~♪

Happy birthday to you♪
Happy birthday to you♪
Happy birthday dear CK~♪

Mazal Tov!120才までね!」

「ありがと~!」

「それで、CK、今年一年の目標は何?」
「はいっ?」
「誕生日でしょ?目標考えてないの?」

考えてなかった・・・。
わかりましたですよ、考えますよ。目標。
このところ、あんまり考えることしてなかったからなあ・・・。

ありがとう、I君。
これからも友でありますように。

またひとつ、年を重ねることになりました。

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おまけのなすびはこちら
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by ck-photo | 2006-03-24 21:24 | 中東の食卓+α