雪待ち人 ・・・カウントダウン 17/31

昨夜から続く嵐。
がんがん、バンバン、ドカーン、
久しぶりに大荒れだ。
雪になるらしい。

おとといの前日、
去年の暮れから切ってあった
携帯電話をオンにした。
チリとつもったメッセージが・・・。

食事中だろうが、寝ていようが、トイレだろうが、
こちらの都合などおかまいなしに鳴る。
携帯はもちろん、
自宅の電話も、
忙しかったり疲れている時は
音を切ったり線を抜いておく。

そんなこんなで、
きのう、
一か月ぶりで電話に出て
シギーに会った。
彼女はブログにもときどき出て来るので
記憶にある方もいるかもしれないが、
たんなる友人というよりは、
大人になって初めて会った従妹のような、
そんなつながり。

一か月ぶりのシギーは
居候していた実家を出て
カタモン地区のアパートに引越していた。
小さなリビングとそのまた半分ほどのベッドルーム、
キッチンとバスルーム。
それで、あの地区で、2000シェケル(約500ドル)は高すぎる。
テル・アヴィヴの知人も、
もう1100ドル以下ではテル・アヴィヴ郊外でも
なにも見つからないと嘆いていた。
いやはや、エルサレム、テル・アヴィヴの不動産は
どうなってんだ。

あと二週間ほどで海を越えた付き合いとなる、
シギーが石をくれた。

その石をみた瞬間に
わたしだと思ったという。
インカローズ、ロードクロサイトという石だった。

毛細血管のような、
脳のしわのような、
波のない海面のような、
ピンクや淡いグリーンがまざった
論理的なクリエイティブと情熱の
ふしぎな石だった。

帰宅してから
もう少し詳しくネットで
どんなパワーストーンなのか調べたら
なかなかおもしろい。
しかも牡羊座の守護石だそうで、
なにも言わなかったから
シギーも気がついていないらしい。
わたしの星座だ。

手のひらほどのこののうみそは
旅をしいろんな手にふれられ、
少々疲れている様子だった。
アラブ市場で買ったセージを燃やし、
元気を取り戻すまで
その煙にのうみそをくぐらせた。

何度もくぐらせながら、
セージの煙りが部屋中に充満し、
あー、ふー、うーん。ふぅー。
すーっ。
煙り、香、
たまには焚いてみるものだ。

生気をおびたのうみそを
コンピュータの横に置いた。
原稿を書きながら、
ちらちら、気になる。
手に取って、光りに好かしたり
手のひらに置いたりしているうちに
なんだか
胸が軽くなって
あたまも柔らかくなって
ふしぎな感覚だ。


そして、今もまだ雪待ち人ここにあり。
今夜夜半には、
エルサレムに白い粉が舞うかもしれない。
きっと舞うだろう。
エルサレム最後の雪を、みたい。


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by ck-photo | 2008-01-29 23:58 | 何気ない日々


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