死海のほとり /  地上でいちばん低いピクトさんを救え!

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(Dead Sea Ein Gedi. Sep/2007)

熱風の吹き荒れるその死海のほとりでもいてはりましたヨ、ピクトさん。
おおーっ、さすが芸達者なピクトさんとあって、
浮いて浮いて浮きまくる死海でも余裕で泳いでますねー。
ここまでできたらもう死海の達人でございますよ。

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(Dead Sea Ein Gedi. Sep/2007)

さて、この海抜マイナス400メートルという
地上でいちばん低い場所である死海ですが、
年々水は乾上がり岸から水辺は遠くなり、
ほんの40年前は80キロだった死海の縦の長さが、今ではなんと50キロに短縮。
実はこの死海、あと100年もすればこの地球上から消滅してしまう危機にあり。
(とある学者さんによれば、完全に消滅することはありえないでそうですが・・・)
確かに、死海へ行く度に、「あれ?こんなところに中州が?」などなど、
やけに水が少なくなったなあーと感じます。

死海の水源である北部のヨルダン川は、
その水の90パーセントがヨルダンとイスラエル、シリアで使われ、
死海に流れ込む水量はもはやほんの少しなのだそうだ。
その影響での死海の減水は
死海の大切な地下水にもかなり悪影響し、
死海のほとりの地盤は緩んで陥没し、あちこちに「歩くな、危険」サイン。
この地下水も無くなってしまえば、もう二度と湧いて来ることももとに戻ることはないそうだ。

そして、死海のミネラルなどが肌のいいとのことで、
世界中から皮膚病患者や観光客が治療やリラクゼーションに死海のスパを訪れる。
死海の空気が喘息などの気管支疾患にもよく、そういったひとたちも訪れる。
さらには、日本ですら死海の水や泥を体験できるところがあるほどに、
死海の水や塩を使った商品が世界中に出回り、
こうして死海のすばらしい資源は恐ろしいスピードでどんどんと枯れてゆく。

このままではこの地上で最も低いところでがんばるピクトさんも、
ひょっとするとめでたく定年退職を向かえるどころか、
こんな灼熱の砂漠で路頭に迷ってしまうこともあり得るわけで。

ということで、死海のピクトさんを救う会、メンバー募集中。

それにはまずは死海を救わないといけないんですが。
個人のできることはものすごく限られているのですが、とりあえず、
石けんやクリームなど、死海の成分が入ったものは買わないことにしました。
このままなんとかなるだろうなんて言ってたら、
そう遠くないいつの日か、本当に死海消滅もあり得るのかもしれません。

人は自然の一部であり、自然との共存を心して生きないといけない。
自然破壊は自分たちの首を絞めるわけですから。
人って愚かなものです。


*その他の死海のフォトはこちらに載せておきました。
またそのうち思い出した頃に更新します。
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by ck-photo | 2007-10-05 07:24 | 何気ない日々


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