本作り、その2冊目。
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さて、2冊目ができました。産業編集センターさんの「私のとっておき」シリーズの一冊として、9月26日より全国の書店にて発売されました。「クロアチアの碧い海」というクロアチアのビジュアル・ブックなのですが、先日手元に届いた完成版を手にして、おおーっ。表紙を見ていただいてもわかるように色合いもクリアで美しいし、へー、クロアチアってこんなところなんやー、と親しみやすいフォト・レイアウト。ぜひぜひ本屋さんで探してみてくださいー(在庫多し、ジュンク堂のウェブでの購入はこちら)。

さて、本日の本題。本を作るということのむずかしさ。

前作のロスト・ラゲッジもそうだったのですが、いやいや、本を作るというのはむずかしいものです。昨日、実家の母と電話でちょいと話しをしたのですが、既に学術書を何冊か出している父ですら、いまだに出版に関しては頭を抱えることが多いらしい。彼とわたしの本のタイプはまったくちがうとはいえ、しかし当然、たいていの本はその著者の名で出るわけで、著者一人で作ったようにすら思われがちですが、書き手、編集、デザイン、まず最低でもこの3人の方向性が同じでなければ車はうまく進まない。編集者さんとの折り合いは当然、装丁など感覚的なことなど、今回のような写真メインの本というのは、文だけの本よりももうひとつムズカシイ。あらためて、本作りの基本はチームワークだなあ、人と人、なんですよね。

さて、個人的備忘録。今回の本作りを振り返って。まずは、前作のロスト・ラゲッジが中々うまくまとまらず、押しに押して、ようやく終えたのがもう去年の9月のオワリほどだったように思うが、クロアチア本の締め切りが12月(その途中に他のシゴトも入っていた)。おかげでロスト・ラゲッジからのアタマの切り替えが非常にむずかしく、というか、そもそも「ビジュアル・ブックってなんだ・・・?」という所からの出発だったので、編集者さんから連絡をいただいてから本の雰囲気を掴むまでにかなり時間がかかってしまった。そして、それプラス、現地の本を他の国で書くということのむずかしさ。

それから、実際にその本を手に取るまで、その本の本当の姿がわからない。コンピュータ上でPDFファイルなどで何度も見ていても、実際に印刷されて紙の本になったものとはまったくの別物。日本にいればもっと細かなやり取りやコミュニケーションも簡単なのでしょうが、エルサレムまでの郵送となると国際便でも一週間はかかるし、電話も高い。メールなど便利な道具を使っても、エルサレム—東京の距離は短くはない。うーむ、やっぱりどこでもドアが必要ですな。

とりあえずそんなところでしょうか。さあてと、これらをふまえて次に進みませう。


◇すてきな本がたくさん「私のとっておき」シリーズはこちらでも購入できます。
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by ck-photo | 2007-09-28 02:32 | 何気ない日々


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