マカロンではないけれど
ちまたではマカロンが流行っているようですが、実はマカロンって先日まで聞いたことなかった。なんだかもちゃもちゃするクッキーはエルサレムに来てから一度だけ食べて、ナンじゃこりゃ?だったのでそれがマカロンだったのかは謎。

そんでもって、今夜、お散歩がてらに新市街の深夜過ぎまで開いているお菓子屋さん&カフェに行ってきました。普通、お菓子と言えばバターの甘い風味ですよね。でもイスラエルのお菓子全般なのですがあのバターの風味にかけるんですよ。コーシャーの規定があったり、バター自体にコクがないのと色々な理由で、イスラエルのお菓子、やっぱり欧米や日本のお菓子には勝てませんね。

e0009669_2025834.jpgメレンゲ~♪とっても好きなお菓子ですが、甘すぎるので食べるのは一年に一回ぐらいでしょうか。あ、焼きメレンゲと言うのですね、これ。フランスのユダヤのマダ~ムは焼きメレンゲがお好きだそうですが、エルサレムでもみんな好きですね。これって、ユダヤのお菓子と言うわけでもなさそうですけどね。色はピンクと白、たまにクリーム色もあり。


e0009669_20254070.jpgこれはなんだか知らないけど大き目のナッツ類がゴツゴツいっぱいのビスコッティー。ピンクとグリーンのドライフルーツ(?)がいかにも中東っぽいかな。


e0009669_20261917.jpgこちらは中東コテコテお菓子。油っぽい&甘い&ハイカロリーと3拍子。真ん中のお菓子はピスタチオのパイというか、イスラム圏のお菓子やサンならどこでもある甘い甘いシロップ付け。


e0009669_20264970.jpgエルサレムの代表的なクッキー。ぶあつ~いクッキーにいちご(らしき)ジャムが挟まれていて、一つ食べるとオナカイッパイ。紅茶にとってもよくあいます。でも大きな口をあけないと食べられないのでデートの途中にはおすすめしませんよ。


e0009669_20275192.jpgそしてこれはルゴラ。エルサレムの国民的お菓子。黒っぽいのはチョコレートじゃなくて、芥子の実のジャムのようなもの(だと思う・・・)。大きさは5cmくらいかな。ルゴラってなんだか怪獣みたいな名前ですが、焼きあがったらアツアツのところにべったりと砂糖シロップをハケで塗りたくります。もう甘いの甘くないのって・・・。でもみなさん好きですよ。安息日の前の金曜日の午後にはおいしいルゴラのお店の前に行列ができます。


e0009669_2028284.jpgそして今夜買ったものはこれ、やっぱりメレンゲ。久しぶりに食べたくなりました。おいしかったよ。ちょっと昔お祭りで食べたカラメル焼きを思い出しました。


あ、そうそう、このお菓子屋さんですが、以前はこの場所にはSubarro(スバロ)というアメリカ系のイタリアン・ファーストフードの店がありました。現在は移転しましたが、その理由は、2001年にはじまったインティファーダで、このSubarroはコッパミジンに爆発しました。100人以上の死傷者を出し、多くのランチを楽しむ人たちが亡くなりました。その中にはイスラエル人だけではなくて、アメリカ人やヨーロッパからの留学生、観光客も含まれていました。

それからSubarroは壊れた店を建て直し、たくさんのお客さんに支えられていたのですが、残念ながら一度そういうことの起きた店はもとのようには流行りません。そして数ヶ月前にここにできたのがこのお菓子屋さん。イメージもすっかり明るく一転して、ここでたった数年前にたくさんの人が亡くなったことは、知らなければ夢にも思わないでしょう。エルサレムの場合、お菓子屋さんひとつとってみてもこういう悲しい過去がある。
[PR]
by ck-photo | 2004-12-13 20:23 | 中東の食卓+α


<< 石を置きませう。でなければトリ... おかげさまでエルサレム、優勝です。 >>