ああ、愛しのごちゃ混ぜエルサレム
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今日は、エルサレムの旧市街ではなくて、わたしの住んでいる町のご紹介。

エルサレムの台所マハネ・イェフダの市場の近く、エルサレムの中心にありとても歴史あるナハラオットという町。ずっと昔は他の中東近辺からのユダヤ移民であふれ、スファラディム(スペイン系ユダヤ人)やミズラヒム(アフリカや中東系ユダヤ人)と呼ばれる人たちが住んでいた。ごちゃごちゃと小さな靴箱のような家がひしめき合い、つい最近までエルサレム切ってのスラム街。それがここ数年で、アメリカのLA周辺からのニュー・エイジでヒッピー&スピリチャルなアメリカンユダヤの若者(移民だったり留学生だったり)がどっと流れ込んできた。そのおかげで家賃は恐ろしいほどにアメリカンプライスに値上がり、しかし町も美化され、スラム街だったのが今では、

「Yo! Yo!」 ヒップな英語。
「Ah,bon!」 おっされ~なフランス語。
そして
「Ma?ma?ma?ma?」 不思議な言葉、ヘブライ語。

e0009669_7265024.jpgこんなふうに住民たちはごちゃ混ぜで、安息日を守るとても伝統的な人もいれば、その反対にMTVに夢中の金髪に染めたの若者の姿も見られる。そして腰の曲がったアラブっぽい老婆の窓からはモロッコ音楽がガンガン流れ、向こうの窓からはミヅラヒど演歌が響いて来る。そんな町に紛れ込んだ私、ニッポンジン。

e0009669_7273216.jpgこんなごちゃ混ぜ文化の町。この家は典型的なこの町の一軒。このあたりでは、こんなエルサレムの花崗岩、エルサレム・ストーンを使用した石造りの家が多く、夏はヒンヤリ涼しくて、そして冬もそのまま冷たいまんま。短い冬とはいえ、実はこの石造りの家はとっても寒いのです。

そこにハシディック(東方ヨーロッパ系の正統派ユダヤ教の一派)の青年が加わると、あらら、こーんな絵に。

明日はユダヤの新年がやってきます。

「Shalom! Shalom!」
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by ck-photo | 2004-09-14 07:24 | 混沌の文化


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