ゾンビの街エルサレム ヨム・キプールの日
今日のエルサレムは例年のヨム・キプールになく穏やかな一日でした。
毎年この日は本当に暑いのに、今年はそれほど暑くなかったんですよね、なぜか。

午後に自宅の外に出たのですがもちろん車は一台も走っておらず、その代わりに車道にも歩道にもシナゴーグへ歩いて行く人々。なんだかみんなゾンビのようで、ゆっくり、ゆっくり、一歩一歩。時にはフラフラな姿も。表情はげっそりと憔悴。そりゃそうですよね。断食も追い込みに迫った時間帯でしたから。ヨム・キプールではなぜ断食をするのか。この日はありとあらゆる肉体的な快楽はタブーで、肉体的な苦を与える事で精神的に苦しもうということ。ちょっとマゾっぽいかも?

今日はユダヤの行事ごとらしく白い洋服が目立ちました。ヨム・キプールにはぜいたく品は身につけてはいけないので、アクセサリー類はもちろんのこと昔は贅沢品に入ったのでしょうか革靴は履かず、サンダルやスリッパのフラフラの足元。不謹慎ですがちょっと笑える姿でした。

私はといえば・・・。なぜか昨日の朝方に背中の筋をひねってしまい、上半身の自由が利かず、痛み止めを飲んでもダメ。立ってても寝ていても辛いのですが、あまりにも暇なのでシナゴーグへ行ってきましたが、断食プラス予定外の肉体的な痛みを誰よりもバシバシ感じる事のできたヨム・キプールでございました。と、不届きにもシナゴーグで皆さんが真剣にお祈りをしている最中に友達とこんなこそこそ話で大爆笑してしまいました。こんな新年の出だし、先が思いやられます。

ニッポンでのヨム・キプール「断食のNEWなおもひで」からのTBでした。

そして来週はスコットと呼ばれる「仮住い(かりおい)の祭り」がやってきます。
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by ck-photo | 2004-09-26 07:15 | エルサレム・エルサレム


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