エルサレムのエチオピア
エルサレムと聞いてまず思い浮かぶのが、かの有名なキラーンっと輝く丸い「黄金のドーム」か、はたまた黒い人たちが体を揺らしながら祈りを捧げている「嘆きの壁」。しかし。エルサレムにはそんなベタな観光客向けのようなところばかりでありません。

ワタシのいちばんのお気に入りはここ。エチオピア教会。旧市街のキリスト教地区にあるのですが、足を踏み入れれば、もうそこに広がるのはアフリカのエチオピアン・ワールド。

ここに住むエチオピアの人たちはキリスト教の僧侶で、一般の俗世界からまったく切り離された世界の住人達。僧侶の中には敷地内のある部分を決められた時間帯に歩くことは厳禁で、ちょっと高台になったところでのんびりと椅子に腰掛けていたりします。なぜかグリーンに塗られた小さな扉もまた不思議で魅力的。彼らの話す言葉も、エチオピア語とその訛りのあるヘブライ語で、昔見た映画「ブッシュマン」のニカウさんのように気さくで、話しだすとなかなか止まらない。

ただただ、彼らのためだけの静かでゆっくりした時間が流れ、異次元に迷い込んだようなとても不思議な空間。
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by ck-photo | 2004-08-24 22:15 | エルサレム・エルサレム


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