ぬり壁と御殿
ここ数回に渡り書いている分離壁の主な原料はもちろんセメントですが、この大量のセメントは一体どこから流通しているのでしょう。

パレスチナのとある大臣は、こんなバカげた非人道的な壁に対して「断固建設反対!」と、メディアを通して声を荒げ、世界中にそれを訴えていたお方。パレスチナ(そしてアラブ)側はメディアの利用がとても上手く、それにくらべイスラエル側ははたから見ていても歯がゆくなるほど、全くといってもいいくらいに、自分たちの売り込み方の要領を得ていない。

このパレスチナの『ぬりかべ反対大臣』ですが、実はフタを開けてみると、彼は何億ドル分という大量のセメントをイスラエル側に密かに売っていたんですねえ。でも彼はメディアでは堂々と建設反対、と。イスラエルを代表する新聞に書かれていたこの話しのすべてが事実かどうかはわかりかねますが、仮に事実だったとしたら、それを売る方(パレスチナ)に買う方(イスラエル)、なんなんでしょうね、一体。

そして、まさかのノーベル平和賞を受賞したアラファト議長さん。では、一般のパレスチナ人と同じように彼もまた実際にパレスチナ自治区に住んでいるのでしょうか。いえいえ、あんな水道もまともに通っていないような、いつIDF(イスラエル国防軍)に乗り込まれるかわからない、設備も治安も悪いところにゃ住めぬ。彼とその一家はパリのとある豪華ホテルの1フロアを貸しきって住んでいらっしゃいます。その資金は一体どこからかが気になりますね(笑)。そしてアラファト議長も自治区内に住居を一軒構えておかなければ、やはり世界世論にもよろしくない。そこで、パレスチナのみなさんがいつの日か彼らもこんな家に住めるようにと、夢と希望を与えるにふさわしい「アラファト御殿」を・・・。

まあ、アラファト氏の話は噂話に毛が生えたようなものですが、こういった笑えるようで笑えない話、やっぱり煙のないところに火はたちませんわな。
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by ck-photo | 2004-06-25 01:52 | 戦争と平和


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