アメリカン・コロニー・ホテルから、和平への道
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『Jerusalem hoteliers promote peace』というエルサレム・ポスト紙の今日の見出し。    

エルサレムのイスラエル人と東エルサレムのパレスチナ人の15人のホテル支配人達が集まって、和平会議?!

インティファーダーがはじまって以来、イスラエルへやって来る観光客の数は激減。旧市街のアラブの市場も閑古鳥がなき、以前はたくさんあったホステルやホテルは倒産・閉鎖へと追い込まれた。そこで、エルサレムと東エルサレムのホテル支配人達が、由緒ある東エルサレムのアメリカン・コロニー・ホテルに集まって、いかにツーリズムを回復させるかという場を持ったらしい。商売のためならば、こんなふうに、イスラエル人とパレスチナ人が仲良く肩を抱き合いながら話し合いができるのならば、それが理由でもいいよ。ここらでそろそろ和平を結ぼうよ。

このアメリカン・コロニー・ホテルは、ジャーナリストご用達の、アラビアン・ナイトを思わせるような古き良きホテル。ここでは今はインティファーダーも何も関係のない、眠るような日常から切り離された、ただ静かなゆっくりとした時間が流れている。

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以前はこのホテルは、一年中ヨーロッパや名前の通りアメリカからのゲストであふれ、イングリット・バーグマンの『カサブランカ』を思い出させるようなノスタルジックな雰囲気がとても心地のよい。きちんと髪を撫で付けた身なりのアラブの支給人が、銀色のトレーを片手にきびきびとお客とジャズの合間を泳いでいた。

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またいつの日にか、あの輝いていたにぎわいが聞こえてくる日が戻って来るといいな。


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by ck-photo | 2004-08-02 07:21 | 戦争と平和


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