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アレッポ続編、懺悔話。
あれからアレッポのオリーブオイル石けんを探して、
エルサレムの旧市街をうろうろ。
結局、どこの雑貨店でも見つからず、

「アレッポ?・・・なんでやねん。ワシらにはナブルスの石けんがある!」
 *ナブルス=パレスチナ自治区の町。

何軒かでそう言われたので、まあ、そりゃそうですな。
よくよく考えると、いくら旧市街のムスリム地区や東エルサレムといえども
シリアとの貿易(だけじゃないけどね)コネクションがあるとも思えず、
だったら昔買ったあのオリーブ石けんは一体どこの何だったのだろう。
ひょっとすると新市街のユダヤの市場、マハネイェフダだったような気もして来た。
大きな石けんの塊、アレッポのと同じようなマークも入っていた記憶。

金曜の午後。
週末の買い物に出かけたマハネイェフダ市場で見つけたのは
やっぱり大きな石けんの塊。
おおー、ひょっとしてこれちゃうのん?

「これは、洗濯用の石けん!」

店のおっちゃんの一言。

えっ?そうやったん?
ってことは、昔シャワーで使っていたあの大きなマーク入り石けんは、
なんと洗濯石けんやったんかい???
どうりで美白(もとい漂白)されたわけね。
って、本当にそうだったらマヌケな話で・・・。
来週ちょっと暇ができたら隈無く市場内を探してみよう。
(諦めませんよー。わははっ)

アレッポ続編、懺悔話。_e0009669_3445635.jpg

旧市街で買ったナブルスのオリーブ石けん。
なーんか、騙された気で使ってみたけれど、
うーうーん・・・、なんだかべたべたしてちょっとすっきりしない・・・。
ネットで調べると、
パ自治区のナブルスでは250年だかに渡り、
何世代かでこのオリーブ石けんを作って来たとか何とか。
と言われても、
仮にそうであったとしたら、えらく質の良くない秘伝なんじゃないかと・・・。
ま、5シェケルですから。
100円ちょいだから、ま、しょうがない。
おそらく使い切ることはあるまい。
(5cm X 5cmほどの塊)

以前、この石けんを未体験で日本の知人友人二人ほどに送ったことがある。
受け取られた方々、決して嫌がらせじゃございませんでしたのよ。
当時のブログIDにちなんだらくだの印だったから、ということで。(笑)
許してたもれ。

アレッポ続編、懺悔話。_e0009669_346511.jpg

by ck-photo | 2007-06-05 03:56 | 中東の職人技


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