からすみパスタと中東風生鮭のかぶ重ね
エルサレムのマハネ・イェフダ市場のお惣菜屋さんで見つけたとあるもの。
以前からずーっと気になっていたのですが、なんとなく買いそびれていたもの。

「これ、なんぼなん?」
「どれどれ・・・、これやったら120シェケルやなあ」

と、秤の針を見つめるおっちゃん。

た、高いっ。
円に換算すれば3000円ほどにもなる。
前菜つきのステーキ・ランチセットが40シェケル、
ピタパンに挟んだ揚げヒヨコマメのファラフェルが10シェケル。

が、しかし。
清水の舞台または嘆きの壁から飛び降りて、
「も、も、もらうワ・・・」
その白い物体を自宅につれて帰った。

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それからぼーちぼーちと食べてはいたけれど、
半分を食べきったところで、ええええーっい。

今年は食生活の改善=意識の改善が目標。
できるだけ美味しいものを健康に。
人生一度っきり。
だったら、精神衛生上不健康にちびちびせずに、
食べたいだけがばっと食べてやる!

そう、唐墨(カラスミ)です。
トルコ産ということでしたが、
マハネ・イェフダ市場では時々見かけます。

なかなかもっちりねっちりと濃厚なお味。
日本酒が合うんだろうなあと思うも、
なかなかまともな日本酒は手に入らないエルサレム。
(というか、わたしはほとんどアルコール類は飲まないんですが。)

温かいご飯と食べても美味しいのですが、
そうだ!パスタにからめてみよう!

みじん切りたまねぎをとろとろになるまで炒める。
そこにスープの素とヴォッカ、しょうゆ、切った唐墨を混ぜて少々煮込む。
茹でたパスタにこれをからませてパセリをのっけてできあがり。

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おいしゅうございました。


そしてもう一品はこれまたマハネ・イェフダ市場の
行きつけの魚屋さんで買った生鮭。
カシェル(ユダヤの戒律に則った食品ガイドライン)の都合で
イカ、蛸、貝類などはなく、
鱗とヒレのあるものだけと種類こそは少なくとも、
割合新鮮な魚が手に入るのは有り難い。

鮭の皮を取って身をうすくスライスし、かぶの一夜漬けを重ねる。
トッピングにねぎのみじん切りと
ああー、そうだった、とろろ昆布があったんだ!
これだけでも十分に美味しいのですが、
ちょっと中東風にしよう。
オリーブオイルとイェメン系の激辛スフーグをわさびの代わりに。
そしておしょうゆたらり。
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これは別の日にご飯と一緒に食べました。
これもなかなかハマッテしまいそう。

ちなみに取り除いた鱗つきの皮をどうするかというと、
鱗を下にしてフライパンでこんがりカリカリに焼きます。
そこにささっとおしょうゆをたらしてもう一焼き。
それを短冊に切ったらアツアツご飯と一緒に。
カリカリ香ばしくておいしい。
巻き寿司に入れてもグー。

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そして食後はとあるお方に送っていただいたこのお茶。世の中には他にもたくさん美味しいお茶はあるでしょうが、なんともさわやかな柑橘系の後味に、もうこのお茶以外には見向きもしないほど、すっかり虜になってしまったという品。なんとも幸せな気分になるお茶です。



*なぜエルサレムで唐墨?

もともとはトルコやギリシャなどで作られていたもので、ボラの卵巣を塩漬にし天日にて乾燥させ、ロウで回りを固めた珍味。なので同じ地中海のイスラエルでも売っているんですな。日本には400年ほど前に中国から伝わったとか。
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by ck-photo | 2007-02-14 20:39 | 中東の食卓+α


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