ずっこけ版、ロスト・ラゲッジ
さて、お知らせです。

2006年の今年は、人生を本当の意味で出発してから10年目にあたりました。まだ京都の真如堂のそばに住んでいた1996年、生と死、人生、自己について、すべてを白紙に戻してはじめなくてはならない重要な年でした。インド仏教のヴィパサナとよばれる、見ざる聞かざる言わざる、読まず書かず、ただひたすら自己と向き合っての瞑想を二週間、誰とも一言も話さずに山に篭って行ったのもその年の11月の終わり。それからの10年への区切りということもあり、これまでのエルサレムでの人生とこれからどこに行くのか。いろいろな意味で大きな節目の年だったように思っています。

e0009669_23471834.jpgそして流れ流れて漂着したエルサレムで、葉っぱの坑夫のプロデューサーの大黒和恵さんに背中を押していただき書き始めた「ロスト・ラゲッジ」。今回、それをなんとか12月8日に出版するに至りました。イスラエルにかかわった17年、ホロコースト、そしてインティファーダのエルサレムの日々から逃亡したNYのユダヤの街ボーロパークでの出会いと日常。そしてユニバーサルな問題になりつつあるアイデンティティーについてなども交えながら、ショートエッセイ風にとりとめなく綴ってあります。

「ロスト・ラゲッジ   エルサレムのかたすみで」
著:大桑千花

定価:1,575 円(税込)
出版社:而立書房
JAN/ISBNコード:4880593362

全国の書店、また、インターネットではAmazonその他のウェブでも購入できます。









なんと、タイトルの英語がスペルミス。
「The Lost Laggage」となっていますが、
正しくは「The Lost Luggage」。
いやー、気がついたときには、
思いっきり椅子から転げ落ちるかと思いましたワ。
が、時すでに遅し。
んーもー、ああ、こういうこともあるんだなあと
涙が出るほど爆笑させていただきました。

すぐに出版社の社長に連絡をすると、
とある有名な方の著書でも「Best~(なになに)」というタイトルが
「Vest~(なになに)」とVと誤っていたのを
どなたも20年ほど気がつかなかったという話も。

そして、サラリともうひとつふたつ訂正箇所がと。
表紙裏の著者紹介が微妙にまちがっております。
正しくは浄土真宗大谷派、大谷大学文学部真宗学科です。
浄土宗ではござらん。


と、まあ、これがわたしのこれまでの10年の締めくくりであり、次へのスタートラインでございます。わっはっはっ。ま、そーんなものですよ、人生。このずっこけかたがかなり自分らしいのかもしれない。が、来週後半にはこのずっこけ版カバーは、訂正して新しく刷り直したものにすべて換えていただくことになっていますので、来週末までの限定レアモノ。ひょっとすると何十年とたったらプレミアムが付くかもしれません(いや、それはありえませんが。笑)。ということで、レアモノコレクターの方々は本屋へ今すぐお急ぎください。(訂正版をお求めの方は来週以降でお願いします。)
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by ck-photo | 2006-12-13 00:11 | おしらせ


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