シェルターとクッキーなわけ
仮庵の祭りも終わり、雨乞いが叶ったようで4月以来はじめて本格的な雨が降り、ついに夏が終わってしまいました。そこで引越しをしました。

といっても、家内引越し。

自宅のまわり近所がどうにもやかましい。毎日毎日、どうやったらそれだけの騒音が出せるのか。一階に住む中年おやじは毎日のようにがなる、趣味の日曜大工で鉄を切るチェーンソーのようなものをウィーーーーーンンンンッと日がな一日中使い続ける。その家の躾のされていない犬たち。そして、向かいの家の子供たちに手を焼いている母親のヒステリックな叫び声。

たしかに人間の日常の営みなわけですが、自宅で仕事をしている者にはかなりきつい。そこで、自宅のリビングにあった仕事場を、シェルター内へ引っ越しました。シェルターは、当然ほかの部屋よりも壁も頑丈で厚く、鉄製の窓と入り口のドアをガシャーン、閉めてしまえば外からの音はほぼ遮断。これほど仕事場に向いている部屋はあるまい。今まで書庫&物置状態だったので、もったいないことをしたなあ。写真だとごくごく普通の部屋に見えますねえ。左に写ってるヘブライ語が書かれたのが、鉄の窓。重くて片手では開け閉めは無理。これだったら生物化学兵器もシャットアウトかな?と、サラリとそういうオソロシイことも言ってみる。
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イスラエルの家屋にはシェルターが備わっているものが多く、一般的にはアパートのビルの地下に住人共同シェルター(ほぼ、物置状態だったりする)となりますが、うちの場合は築9年ほどなので、どうやら家の中に個人のシェルターを設置したよう。近所などでは、公園の地下に地区のシェルターもありますね。

今年の夏のハイファのように、いつ何時他国から攻められるかわからないイスラエル。なので、シェルターがあるわけですが、エルサレムにはいらないなあ・・・・。いちおう、イスラームいわく、エルサレムはイスラームの聖地のひとつですから、自爆テロは起こしても空爆などの標的にする確立はほとんどない。安全なのか、そうでないのか、よくわからない街です。

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そして、雨が降るたびに気温が下がっていくエルサレム、これから冬にかけて食べたくなるのがこのジャムサンド・クッキー。暑い夏場は見向きもしませんでしたが、今頃になるとこの赤い子供だましのようなジャムに、どうもついつい手が伸びてしまいます。カシェル的には肉でも乳製品でもない中間食品なので、当然バターもミルクも使ってないので、クッキー独特の甘いバターの風味もありませんが、それでもお菓子のおいしくないエルサレムではかなりハマッテしまうクッキーです。
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by ck-photo | 2006-10-15 22:16 | 戦争と平和


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