ネタバレ出国編 「ヘブライ語が話せますか?」 
以前からまとめておこうと思っていたことの一つに、これがありました。
イスラエルからの出国での尋問!
(質問というにはあまりにも「あんたはデカですか?!」って感じなので)

イスラエルから出国するときには、必ず誰もが一度は通るこの道。
避ける方法はありまっせん。あしからず。
空港でチェックインしようと並んでいると、
グレーの制服の若いオネエサン&オニイサンがやってきます。

「チケットとパスポートを見せてください」

ふむふむと人のパスポートを調べる係員。
それから尋問のはじまりー。
で、今年になってから以前とは質問事項が変わりましたね。
新しい質問第一はこれ。

「ヘブライ語は話せますか?」

答えがYesの場合・・・

「ヘブライ語をイスラエル以外の国で習いましたか?」

模範解答は「いいえ」でございます。

が、「習った」と答えれば、またそこからいろいろと質問があるのでしょうが、
いくら考えてもこの質問の意図はわからない。
誰か試しに「習った」と答えてみてください。なんちゃって。

旅行者の場合は、「宿泊していた街とホテルの名前を教えてください」
「イスラエルに知り合いがいたらその人の名前を教えてください」

私の場合は、「おい、仕事はなんだ?何年ここにいる?」と聞いてくるから、
「そんなこたー、余計なお世話です」と答える(うそ)。


新しい質問第二。
お祭りや行事の時期になると、それらについて知識があるかと聞いてくるから、
なんだか、このあたりで、係員のみょーにえらそうな態度に腹が立ってくる。
春に出国した場合はこうでした。

「もうすぐお祭りがやってきますが、何のお祭りか知っているか?」
「ペサハ(過ぎ越しの祭り)・・・にきまっとろうが・・・」
「ペサハにはユダヤの人はシナゴーグへ行きますか?」
「はいっ???なんで???」
「日本でヘブライ語を習ったか?」
「だから習ってないってば」
「日本にはユダヤのコミュニティーがあるか?」
「ありますよ」
「どこよ?」
「神戸と東京(って、あんた知らんやんか、どーせ)」
「ふん、で、ペサハに他にすることは?ペサハは何のお祭りか知っているのか?
答えろ、こんにゃろー?!(と聞こえる)」

ここいらで、もう限界。

「知ってますが、オネエサン、そういうあなたはちゃんと知ってますか?」

オネエサンの顔色が変わっちゃったよー。

「(ムカッ)ふ、、、ふん!知ってるに決まってるじゃないの!
質問しているのはこっちよ!上司を呼ぶんだからね!!!」
「おー、呼んでください呼んでください。
そのほうがくだらない質問に付き合わんでいいし、話が早い」

と、オネエサン、どすどすっと上司のところへ。ふー、やれやれ。
どとのつまりは、しつこく質問して、こちらの反応を見るわけですが、
反対にオネエサン、あなたが理性を失ってどないする?

それから戻ってきたオネエサン、どうやら上司に諭されたらしい。
しおらしく態度を改めて

「最後の質問です。荷造りをしたのは誰ですか?」
「自分・・・(お決まりの質問と答え)」
「荷造りをしてからかばんから離れませんでしたか?
ここに来るまでかばんはどこにありましたか?」
「一時も離れませんでした。アパートにありましたとさ。模範解答。おしまいっ!」

と、まあ、これくらいの尋問に20分ほどもかかるわけでございます。

一度はあまりにもアホな質問を繰り返し繰り返ししてくるので、
「さっきからもう何度も答えてるでしょうが!もう答えない!」といったら、
「危険人物扱い」で、事務所に呼ばれ、手荷物をひっくり返され、
出国するまでガードマンお付きの身分。

いくらセキュリティーのためとはいえ、誰が危険人物でそうでないか、
それを見分ける訓練をもっとしてほしいものですな。ほんまに。

これを書いているだけで、あーー、疲れた。


っと、ここでセキュリティーのネタバレをしていいのだろうか、と迷わないわけでもなかったりして。
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by ck-photo | 2006-09-05 01:46 | 旅の空


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