バス停がキライなわけ
中東の炎天下のバス停で、
冷房の効いたバスターミナルのバス乗り場で、

いい年をしたおっちゃんが、女子供をぐいと押しのける
いい年をしたおばちゃんが、腰の曲がったおばあちゃんをぐいと押しのける
いい体つきの若い兵士が、弾を抜いたマシンガンを背中にワレ先にと押し入る

まじめに列に並ぼうとする人たちはアホを見る
ぐいと押しのけられて、ずずずいっと横入りされて、
バスは満席、
次のバスが来るまで妙にイライラさせられる

バス停に次のバスが入って来ると、
「今度は押しのけられてたまるか!」
と、いい年のおっちゃんに、おばちゃんになって他者を押しのける
そして必ずどこかで誰かが苛ついた表情で言葉で他者を傷つける

バス停に行くとこれを目の当たりにする
自分も同じように
押されまい、横入りされまいと
頑として体制を整える

高々バスに乗るだけの話に、でもバスだけに限らず、
心が寒くなって無性にむなしくなる

だからバス停はキライだ

日本ではのんびり日曜の明日の朝、
またバスに乗らなければなりません
またユダヤのカレンダーの一週間がはじまりました
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by ck-photo | 2006-06-25 02:30 | 混沌の文化


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