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あなたへの言葉
エキサイトの旧ブログを停止してから、はてなというところでしばらくブログを書いていました。そちらのブログはとある理由から現在は非公開にしておいてありますが、そこで以前話したことを少しこちらでも話します。


「人生とは、起きた事実は10%であり、残りの90%は自分の受け止め方である」 (ラビ ヤコブ・ウェインバーグ)


思い出せるときにはなるべく思い出すようにしている言葉です。

先月だったかに、とあるところで生まれて初めて「宗教オタク」と呼ばれるに至りました。はっきりいって無茶苦茶ショックでした。オタク・・・、がーん・・・。しかも「宗教オタク」って、うわー、キツー。すごい怪しそうな響きやなあ。

意外や意外、ワタクシ、意外と繊細なものでして、そう言われるに至った背景から、それからしばらくはそのことが心に残ってしまいました。どうしてもそれを否定的に受け止めてしまったので、なかなか抜け出せなかったのです。でも、しばらく自分を見つめているうちに、「オタク」と呼ばれるのは決してわるいことでもないのでは?と。中途半端なオタクはいやですが、オタク=何かについて知識がある、ならば、ひょっとしてわるくない?と。すると、不思議なもので、同じ「宗教オタク」という言葉でも、全然痛くも痒くもない。現金なもので、その反対に、いいやん、それ?と、よい響きにさえも思えてきた。

生きてゆく上では色々なことが起きます。常にうれしいことばかりではなく、不条理なことや、悲しい出来事もたくさん起こります。しかし、それをどう理解し受け止めるかは自分次第ではないのか。何か予期せぬことが起こった時に、それを否定的に受け止める選択をして嘆いていると、否定的な思考パターンから逃れにくくなってしまう。しかし、そうではなくそこから何かを学びポジティヴに展開して行くのもまた自己の選択であると。

コップに半分入った水。「たった半分しかない」と嘆くのか、「まだ半分もあるじゃないか」と感謝するのか。「コップに半分水が入っている」と言うことだけが事実であって、そこからの展開は自己の責任でしかない。オタクと呼ばれたことが事実であって、そこからの展開は私の選択。知らなくてもよかった人の暗い面を知ったけれど、その代わりに人の美しさに触れることができた。そこに焦点を当てていくほうがいいのではないかと。

人生での出来事への選択、ポジティヴにいこう~。





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ブログはこのまま、ここでも続けてゆきます。
これからもよろしくお願いいたします~。
by ck-photo | 2006-02-14 02:05 | 日曜の哲学カフェ


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